うろうろとする日々

Wリーグのセンス

最近facebookにWリーグの選手の写真が流れてくる。

といってもゲームの写真ではなく、わざわざ撮ったような感じの写真だ。

どうも今の時期代表の活動で1か月お休みなので、その間に忘れられないようになのか?流れてくる。

しかし、いずれもなんだかひとりの人格のある人間の写真というよりは、”かわいらしい”とかまあそんな感じを前面に出した写真でどうなんだろうと思う。要はスポーツをやっているけどこんなかわいらしい女の子なんですよ、というアピールに見える。前に女子バスケットボールの強豪チームのコーチが外国出身の選手のことをほめことばで”日本人よりも日本人らしい”といったが、バスケットボールの中ではそういうものが残っていることを感じるものだ。海外でのこういった女子のリーグの写真を見ると、華やかに着飾ったような写真があるが、それは男性も同じで、彼らの文化に根差している。日本のように、女子の選手がかわいらしさを前面にだすような写真を見ることはないのだが、、、(といっても小生が見たのはWNBA、オーストラリアのリーグ、カナダの代表チームの写真、FIBAの女子の大会写真のフォトセッションなどですけど)

本当にがっかりするのでああいった写真をWリーグが出すのはやめてもらいたいものだと思っている。

これは逆にいうと、Vマジック問題のように、選手を大人と認めていない、”企業”の態度も問題とすることだが、結局あの問題はWリーグ的には選手の人権問題が企業の雇用関係に立ち入らないことにしたようでなんだかです。それであれば企業としてあのような行為を許すことが社会的にどうなのかを広く訴えるほうがよかったのでは(これはそうしたらおそらくVマジック企業は行動を改めたのではないかという意味です)。どちらにしろあの問題を中途半端に終わらせたのはよくなかったと思う(もしかして終わってないのかもしれませんが、すくなくともジャーナリズムの中であのことを書いているひとはない)

日本のWリーグは選手は本当に日々戦っていて、見ている方もそれは十分わかるようなものなので、そういったことが伝わるようなことを意識してほしいなあと思うもの。

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