10月1日から白石美雪さんに解説者が変わった。
冒頭部分は後から差し替えたような感じでした。
小生の記憶だと、白石さんは一時期この番組も含めて新聞のコンサート評その他、消えてしまったような感じがあって、そのあとの語り口が落ち着いた感じになったような気がします。何かあったのか、、、
白石さんのジョン・ケージについての本の書評などをみても、この世界はなかなか大変なんだなと思います。
あとがきを読んでも、いろいろとこういうものを書いていると、いってくるひとがいて、対応は大変なんだろうなあと。
某学者のかたが、昔Twitterの鍵アカウントで悪口を流されていたことが表面化した出来事で、声を上げた側に電凸というやつが起こったりして大変だったということがありました。こういう文化は当然Twitter以前にもあって、それが、大学などでも女性の教員がいなかった理由なのではないでしょうか。
そういった風潮の中、なかなか大変なところもあると思いますが、ぜひともがんばっていただきたいところです。
ストラヴィンスキーの話が最初ということだと、船山隆さんの得意分野でこれまた大変な感じもしますけど。
冒頭で音楽学者としての視点とおっしゃっていましたが、春の祭典のエピソードの中和みたいな話がそれなのだとするとまだまだインパクトは足りないかなあという印象も。今後は昔のはつらつとした白石節が戻ってくる楽しい放送になるといいと思ってます。