有名な映画で前にも見たことはあったかもしれないが、改めて引き込まれてしまった(放送は前日。録画で本日見た)
早送りすることなく、セリフがなかなか。
ちなみにテレビ版の配役を見ると、ちょっとそっちの方がなんだか濃い感じでよさそうだなあ、という感じもあったが、DVDでしか出てないんですね。
ということで内容ですが、今も大学の教授の座は特に医学部ではこんな感じなんでしょう。やはり利権が絡むとなるとお金も動いてすごいのだと思います。逆に言うと、国が金を出すとなると結局そこに群がる人がいる、とそれを描くのは山崎豊子さんが得意とするところです。しかし、松本清張さんのような歴史観はないので、物語に流れてしまい、そこに物足りなさも感じました。
繰り返しますが、テレビなんの大智喜和子の愛人役など見てみたかったなあと。
それにしても大阪の人たちはよくあれをみて怒らなかったと思いますが、今の万博の問題などを見ていると、意外とあんな感じは今でもあるのかなあとも思わされます。ただ、当時は金がうなっていたので、東京の政治力に対して金で肩をつけるという感じがあったのが、今は金も外から持ってこないとなくなっちゃった、という感じでしょうか、、、