今日のコケ観察会では、大勢の方が参加してくれました。コセイタカスギゴケとオオスギゴケの違い、コウヤノマンネングサとフジノマンネングサとの違いを確認しました。イワダレゴケの群落では、乾燥したオオスギゴケが首を出し、タチハイゴケも周りにたくさん生えていました。
水が塚の登山道を15分ほど登ったところに開けた場所があります。そこの倒木にたくさんついていました。ミヤマギボウシゴケモドキとの違いは細胞のパピラです。ミヤマは牙状パピラですが、こちらは多くの小乳頭です。
いろいろな図鑑やコケ紹介本では、葉先に鋸歯がないハナシエボウシゴケが多いと書かれていますが
富士山麓ではまだ葉先に鋸歯のないものは見ていません。西臼塚・村山古道・水が塚などでも・・・
すべて葉先に鋸歯のあるトラノオゴケです。私が間違っているのかな?