ひろこーぼうの手帳

思ったことや出来事をメモします。

ガイド犬平治号

2009年05月29日 | Weblog
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やまなみハイウェイ沿いの
長者原ビジターセンター横から
九重連山を見つめているこの犬の像
この犬の名は「平治号」(へいじ)
九重連山の平治岳の登山ガイド犬です
くじゅう登山をされる方のほとんどが
平治のことを知っていると思いますが
 
昭和48年の夏、長者原登山口に捨てられていた子犬を、バスの切符売りの方が面倒を見るようになりました。はじめは白い毛が半分抜け落ちて皮膚病にかかっている痩せた犬でした。

お弁当を分けてもらえるからか、登山客と一緒に山を登るようになったのです。
ある日、九重連山に慣れていない夫婦が道迷いをしたときに、白い犬が長者原登山口まで連れて行きました。命拾いをした夫婦は、飼い主に犬の皮膚病を治してくださいとお金を置いていきます。それから皮膚病も完治して、その犬は立派な秋田県のメスということがわかりました。

この時期がガイド犬「平治号」の誕生でした。名前の由来は、平治岳にちなんで命名されたものです。それから飼い主と一緒に何度も訓練を重ね、体格もしっかりしてきて頼もしいガイド犬になっていきました。

平治はとても気持ちが優しい犬だったようで、人に向かって吠えたり、噛んだりは決してしませんでした。登山客のペースに合わせて、ゆっくりと先頭を進んでいきます。分かれ道になると必ず、立ち止まって待っています。登山客が小屋で休憩しているときも、決して中には入らず
外に座って待ちます。そして言葉が解るかのように目的地まで連れて行ってたそうです。

ガスにまかれた人、吹雪で立ち往生している人、夜の登山の同行など、たくさんの人の救いと励ましになってきました。
(ネットより引用)

右方向に平治岳(ひじだけ)があるんですが写っていません

前方の三保山(みまたやま)平治岳(ひじだけ)はミヤマキリシマの宝庫です
もう山開きはすみましたが今からが登山者の人気となります

昭和63年8月3日の早朝。平治は星生キャンプ場で倒れました。
飼い主が飛んで駆けつけたときには、手足を震わせながら瀕死の状態でした。
平治は前日、登山客を山に案内して必死で星生キャンプ場まで連れて帰って力尽きたようです。
飼い主は一旦、職場に戻り昼過ぎに再び平治の元に戻ったとき・・・
平治は既に力尽きていました。周りのキャンパーや登山者は、泣き崩れました。
←写真平治岳
同窓会で行った飯田高原に咲いていたミヤマキリシマノ花
オンマウス
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このお話は本になって当時大きな話題となったことを覚えています
そして歌にもなり
そのころの私はコーラスサークルで歌っていました
でももう忘れてしまっている


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