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ビッグバンド

2010年02月17日 10時52分53秒 | ハチパパのひとり言
                        楽団ジェリーメン

逗子文化プラザホールが2008年に一般募集した市民企画事業で、「ジャズのビッグバンドをつくって演奏したい」という一市民の企画が採用され、企画事業が終わったあとも、「逗子スイングジャズオーケストラ」という自主バンドとして活動しているという。
最年長者は70歳のトランペット奏者で、36年ぶりに再びトランペットを手にしたという。自宅の屋根裏部屋にトランペットをお蔵入りしている私としては、羨ましい限りである。

昭和40年、私が二十歳のときに浜松で結成したビッグバンド「楽団ジェリーメン」を思い出す。結成当時はトロンボーンをふいていたが、マネージャーも兼ねて、楽器の割賦支払いなども担当していた。当時買い込んだ楽器の中には、ロンドンセルマーのバリトンサックスなど高価なものもあって、今でも最年長68歳のMさんが現役でふいている。
今でも毎月第三日曜日に中上級者のダンスパーティのバンドとして活躍中で、音楽都市浜松のイベントなどにも出演しているようだ。結成45年日本最長アマチュアビッグバンドであると、自分勝手に自慢している。5年前結成40周年のとき、私が浜松へ出向いてビデオと写真のCDを製作した。上の写真はそのときのものである。

ジャズといえば、現役サラリーマン時代、特に横浜関内に勤めていたときは、「酔いどれ伯爵」「バーバーバー」などのジャズのライブハウスに時々通っていた。とくに「酔いどれ伯爵」では、バーボンのI.W.ハーパーをキープしておいて、ピアノトリオなどの生演奏に酔いしれたものである。当時、ドラムの大隈寿夫さんと親しくお話させていただいたことや、今や日本を代表するジャズビブラフォニスト大井貴司さんの軽快な演奏が懐かしい。

ライブに通ったのも独身のうちで、今のカミサンと再婚してからは、東京に転勤したこともあり、「バーバーバー」に浜松出身の鈴木重子さんのジャズボーカルを聴きにカミサンと行って以来、ライブハウスとはご無沙汰している。ちなみに鈴木重子さんは、彼女のおじいちゃんと私の父が戦友ということもあって、彼女の父上とも親子二代でお付き合いさせていただいている。一時彼女の追っかけをやったこともあって、CDを何枚か持っているが、あの透き通るような歌声が素晴らしい。

ジャズに詳しいわけではないが、音楽は我が人生に占めた癒しの空間であり、糧となっている。トランペットもトロンボーンも、もうふくことはないと思うが、未だに捨てがたく楽団ジェリーメンの思い出の品となっている。

           22/2/13 草稿に加筆

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