さわやかウィンドー～坂の町 尾道

　　　　　　　　　　　　　　　尾道市　天寧寺　五百羅漢

録画しておいた深夜放送のNHK=BSP「さわやかウィンドー」をみる。新聞の番組欄ではどこの映像かは分からないが、今日は尾道が映し出されていた。この番組はナレーションはなく、映像に場所が文字で表現される。

尾道は、平成16年12月に車中泊しながら九州へ撮影旅行に行く時立ち寄った。夜間に到着したときは海岸から見える対岸の造船所の工場夜景がカラフルでとても綺麗だった。トラックステーションに初めて車中泊したが、カミサンも柴犬ハチもトラックの出入りで熟睡出来なかった記憶がある。

尾道は坂と猫の多い町で、車を下に置いて狭い道を上り下りした。坂の途中に千光寺や天寧寺などお寺も多く、境内からの瀬戸内海の眺めは格別だった。天寧寺では本尊の宝冠の釈迦如来、五百羅漢を拝観、たくさんの仏像写真を撮らせていただいた。

さわやかウィンドーでは、文学のこみちにある志賀直哉の「暗夜行路」の文学碑、映画ロケでよく使用されるタイル小路、尾道ロープウエイ、瀬戸大橋なども映し出され、懐かしい尾道旅を脳裏に蘇らせることが出来た。

尾道のあと九州に入り、約3週間カミサンの実家への帰省も兼ねて、九州全県を約5千キロ走って仏像写真撮影したのが懐かしい。その後足掛け2年かけて北海道まで全国行脚したが、九州では仏像撮影許可をして下さるお寺が多く、仏像のお顔もお姿もいい写真が撮れた。