大分県 蓮城寺薬師堂 千体薬師
にんげん無病息災と行きたいが、70年近く生きてると何かしら病気をもっているものだ。
昨年の狭心症以来、薬の数が一挙に増えてしまった。来月予定のカテーテル検査入院の結果次第で、薬の数を減らせるらしいが、薬は死ぬまで手放せない体になってしまった。
毎朝のおつとめの一つに、お薬師さんのご真言「オンコロコロセンダリマトオギソワカ」を唱える。薬師如来は東方瑠璃光浄土の教主で、正式名は薬師瑠璃光如来、大医王仏(だいいおうぶつ)とも呼ばれる。
薬師如来は菩薩修業の時代にたてた誓願「薬師十二大願」のうち、第七願の「除病安楽」により多くの人々の病気を治し、精神的な苦痛も取り除くというお医者さんのような仏様である。
現代のような医薬、医術がなかった古代では、最も信仰された仏さんと言われる。また、現世利益が強く、あまり難しい宗教行為を必要としなかったことも、大いに信仰された理由のひとつと言われている。
現代の医科学に頼るとともに、完治は望まぬもののこれ以上の悪化は避けたいと、日々お薬師様のご真言を唱えて、こころとからだの平安を祈るばかりである。
今日はこれから郷里浜松へ一泊で出かける。留守番のカミサンに手間をかけないよう、ハチの耳元で「ハチ言ってくるよ、お母さんにあまり面倒かけないでね」と囁いておいた。お母さんいつもアリガトウ。
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