心太小さき頃を懐かしむ
つるつると喉ごし爽やか心太
すっきりと腸整える心太
ところてん山の清水思い出す
真夏日の心太突き細長く
ところてん海のものが山の名物
天草のからだ健やかところてん
つい先日、句集「ひとり」を出版した瀬戸内寂聴さんが、NHKテレビに出演していた。京都の寂庵を訪ね、「ひとり」の世界について、桜井洋子アナウンサーが様々な問いかけをしながら、寂聴さんの俳句を詠んだときの心情を尋ねていた。ゲストは俳人黒田杏子さん。
「ひとり」は寂聴さん自身の恋愛、出家、生死などに関わる気持ちを句に詠み、寂聴さんならではの含蓄のある句が紹介されていた。96歳というのに句集はもう一冊出したいという。
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