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HDD故障

2020年07月18日 11時07分01秒 | ハチパパのひとり言

使い始めて7~8年になる大容量の外付けHDD(ハードデイスクドライブ)が、パソコンを立ち上げたとき画面に出て来ないし、電源ランプが点灯しない。電源コードを一旦引き抜いて差し込みするも3秒ほど点灯してすぐ消えてしまう。

メーカーはWD(ウエスティングデジタル)で故障修理の窓口は法人しか見当たらない。一般の修理業者数社に電話しても、7~8年も経っていると部品もなくデータ復旧の方法しかないという。

HDDを購入する時、容量の多い方がいいと思いこんで、3TB(テラバイト)にした。使用量は1TB程度と記憶しているが、データ復旧料金は開けて見なければ分からないという。金額の幅は業者によってまちまちで、高いところは5万円から50万円かかるとのこと。金額によってはデータ喪失を覚悟して廃棄処分せざるを得ない。とりあえずネットで調べた近隣の業者に持ち込み、見積金額を見たうえで判断するつもりだが、良心的で信頼できる業者か否かの判断が難しい。

ライフワークの仏像写真は別のHDDに保管しており、重要なものは更にDVDにバックアップしていた。この機会に新しいHDDにコピーしておくこととしよう。仏像写真以外は、住所録や家族写真、ハチの写真など一部しかDVDにバックアップしていない。故障は当然あり得ることで、普段からやっておけばいいことだが、ここ数年サボっていた。

18歳から始めたカメラの趣味、撮った写真は膨大な量になるが、その半数はフィルム時代のカラー写真が圧倒的で、海外旅行や風景写真などポジ(リバーサル)が多く、燃えたりしない限り消失することはない。デジタルになって便利で安価になったが、機械はいつか故障する。

未練がましい自分が情けないが、つい先日の熊本県や岐阜県などの豪雨災害の映像と被災者の声を視聴して、「この方たちは大事な家と財産を失い、思い出の写真や手紙などを濁流に流されてしまった」わけで、すべてもう戻って来ない。

そう思うと、今回の私の「HDDが壊れて思い出の写真の記録が戻って来ない」などと嘆くのは愚の骨頂、被災地のみなさんの心情を察しつつ、一日でも早く梅雨が明け、少しでも早く片付けが進むことを願ってやまない。



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