暑くなってくると窓を開け放つせいか、泥棒の侵入が気になります。
特に、節電のためエアコンを使わず網戸で生活しようとすると、どうしても防犯面が心配という声を聞くことが多くあります。
プライバシーとの兼ね合いもありますが、道路から家が全く見えないような高い壁や植栽のある家は要注意です。
物騒なこの時代、いざというときには出動してもらえるという安心感から警備会社と契約される方も増えてきています。しかし、侵入から物色するまでの時間は思ったより短く、警備員が到着した時にはすでに泥棒が立ち去った後という事例があることも事実です。
泥棒に侵入されにくい工夫が第一、それでも万が一侵入されたときのために警備会社。防犯対策の優先順位はこうであってほしいと思っています。
そこで、弊社でお勧めしている窓の防犯対策をご紹介させていただきます。
①防犯ガラス「セキュオSP」
ガラスとガラスの間に強靭なポリカボネートが挟み込んである。「こじ破り」・「打ち破り」に対してもっとも防犯性能が高いガラス。
施工例:甲府市のE様邸では防犯ガラス「セキュオSP」を施工。1.5間の掃出し(テラス用サッシ)ではガラスの重さのせいで戸車の調子が悪く、防犯ガラスを入れても開閉で支障が出る可能性が高かったため、30年以上も前の製品でしたが戸車を見つけ、交換してから防犯ガラスの施工に取り掛かりました。
また同時にサッシの下部に二重ロックを取り付け、さらに防犯性能を高めました。
防犯ガラスのマーク入りガラス
二重ロック施工例
②防衛くん
室内側にとりつける伸縮式防犯シャッター。窓を開けても防犯対策ができるため、夏の節電にも有効。面格子は出入りのある掃出しには不向きだが、伸縮できる防衛くんだと開ければ出入りが可能。銀行や店舗などでも実績多数。
施工例:埼玉県蕨市のお寺に防衛くんを設置させていただきました。
防衛くんを開閉するための取っ手の出幅が隣のトイレとぶつかる問題が発生しましたが、立ち上がりの少ない(7ミリ)本革製の取っ手を取り寄せ、既存取っ手と交換して解決することができました。
お客様のご要望に応えるため「何とかしたい!!」。思いが通じた現場でした。
防衛くんです。(規格品の取っ手がついています。)
取っ手が隣のトイレのドアにぶつかることが判明。何とかしなくては!!
取っ手メーカーから防衛くんに施工可能な製品を探しました。
これでドアとぶつからずに防衛くんが設置できました。
③セフティルーバー
室内側に取り付ける、引違タイプのルーバーサッシ。
ルーバーの羽根をあければ風と光を通すことができる。外に雨戸やシャッターがついていないマンションや住宅でも室内側に取り付けられる。
*部品の不足により生産中止中。
「我が家は絶対大丈夫」は禁句です。
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