↑13:00を過ぎると行列は2組程に。
再び大野原ICから高松道に戻りまして色違いの同型車(アクセラH/B)ハケ~ン!
大分ナンバーでしたが善通寺ICを降りて行きました、映画「曲がれスプーン」の
エスパー達を探しに行ったんじゃあないでしょうなあ。
スプーンと言えばこちら「おなじみ」の店内はU字型のカウンター席のみ、座れ
るのは13人、体格の良い方が隣に座りでもした日にはまず、肘が当たるのは
必至の状態です。
そんな次第で最初に渡されたスプーンの画を撮るのも忘れ暫し、目の前で繰り
広げられる洋食ワールドなご主人の「一挙手一投足」に皆の目は注目せざるを
得ません。狭い店故の必然だったのか、注文を聞き、調理をしながら出来た物
から順に目の前の客にサーブもし、御代も受け取ることが出来るというか、そう
しなければ成らない造りなのですが、どこかセルフこそ無いものの「讃岐うどん」
の販売形態を彷彿させるのです。
オーダーは迷い無く『オムライスに赤出汁』と言ったのですが……「赤出汁」が聞
こえなかったかぁ。まぁ、狭いからねえ今日はオムライスだけで良いか。
ともかく、これで此まで食べられ無かった店の一角が、やっと帳消しに成りました。
一度に5人前のチキンライスを作り>小型のフライパンで一人前づつ卵を焼いて
>Cライスを乗せたら直ぐに火から降ろし>皿の上に移し乍らフライパンのエッジ
で形を整え>ドミグラスをひと掛けすれば出来上がり。と見ている分には誠に簡
単且つ、短時間で仕上げる技がこれなんでしょうね。
味はご覧のとおり、水分多めのチキンライス(パサパサよりは好ましい)は何処
まで食べても薄味、かといって掛かったドミを全体に廻す程の量は無く終始、味
を掴みながらスプーンを動かし続ける動作に没頭する。個人的にはもう少しだけ
玉葱の甘味が出て欲しいのが正直なところ、鶏肉の主張が無いのは個性的で
良としましょうか。
そうそう、上記の動作(要するに食べるとき)に変化を付けるためには卓上にお
いてある「福神漬け」を好きなだけ取り置きましょう。
味付けと量のバランスをどこに置いているのか一概に答えの出ない問題というか
そういう部分も含めて敢えてランキング表示するとすれば、私の中では
第一位:インペリアル(大阪北区堂島)
第二位:33・スリースリー(姫路)
第三位:おなじみ(高松市瓦町)
という位置取りです。結果、四国の第一位(暫定)ということに成りますわね。
火曜と金曜限定メニューのオムライスは客の7割がオーダーし残りの3割の方が
「日替ランチ」をライス付きで。
洋食を頂いた後にはコーヒー等で「口直し」したいものですが、店内ではその要求
に応えることは出来ません、私の提案としては直ぐ近くの天満屋一階に平日は客
の少ないスタバが有りますので是非移動されてご利用のほどを。
<メニュー一覧>
ポークチャップ¥860
オムライス¥650(火・金曜限定)
ハンバーグ¥680
チキンカツ¥580
エビフライ¥680
トンカツ¥680
カレーライス¥650
ビーフカツ¥850
とりの骨抜き¥450(13:00~)
日替ランチ¥580 ←次回は「コロッケランチ」を狙うよ!
--shop data--
店名:洋食「おなじみ」
所在:香川県高松市瓦町2-5-10(さかえ筋たぬき横丁)(Yahoo!地図)
電話:087-861-7639
営業:昼11:30~14:00 夜17:00~21:00
定休:月曜・第1・3・5木曜
駐車:無
禁煙:全席