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おはよう10/27
おはようございます。
けさは 快晴です。
ラジオ体操には
いつものかるい長袖では寒ったです。
徒然こと
きょうは東工大のあさの授業「軍事社会学」を
聞きました。グロチウスで、かれの「戦争と平和の法」を
読むがテーマでした。彼は自然法主義者で、国際法の基礎を
作ったひとです
。
**「自然法」のこと
*「自然法」は神から人間の理性に委託された法であること。
*この「自然法」のなかで「戦争」は国の持つ基本的な権利であること。
*また、「自然法」に対して「制定法」というのがあり
これは人間が取り決めた法をいう意味です。 グロチウスの
考えは 前者が後者に優先するというものです。
*たとえば、「交戦権」は憲法九条で 放棄していますが、 自然法があたえる固有の権利として正統化されます。
*「戦争」は無法状態ではなく、法の支配下にあること。
そういう風に論は展開し、これが万国公法になっているそうです。
*興味をひいたたところで、
キリスト教徒でない国にキリスト教を受け入れない理由をもって戦争することはゆるされない。
*もうひとつ きわどいのは
キリスト教徒を 残忍に扱われる国に対しては戦争はただしく行われるというのもあります。
*江戸幕府によるキリシタン迫害というのは 鎖国とはいえ、どうあったのであろうかとも思いました。
*もうひとつ、「自然法」の裏書者である、ここでの「神」は 一神教の神で、 意味論的な文脈はつねに旧約聖書が背景になっていることに注意をはらう必要があります。
奈良・法華寺に奉納された弟の絵が屏風絵として宝物陳列されるというので日本橋高島屋にまわりました。
光明皇后1200年記念のときに、当代の気鋭たちが このときに散華を描いたのですがこの元絵です。
かれの作品は屏風の中心となる絵二幅で、源氏世界の女御が 阿弥陀の来光を仰ぐ絵でした。
*寺はお披露目と位置づけたのでしょう、陳列全般にはほか作者名なしですが、ここは、「当代著名」の奉納者という形容詞づきで作者が紹介されていました。
徒然ごとおわり
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