Yassie Araiのメッセージ

ときどきの自分のエッセイを載せます

朝日記2017/9/10 哲人の友人との討論 交戦権と憲法についてと今日の絵

2017-09-10 22:38:54 | 政治

 

朝日記2017/9/10 哲人の友人青木一三氏との討論 交戦権と憲法について

                                             (追加2017/9/17)

今日の絵は (腰越の滝口寺)です。

face-bookで、幾人の方々と意見を交流しました。 以下は、とくにわが哲人友人なる青木一三氏との間の討論を掲載します。これは、本質的な部分の課題である交戦権や憲法をどう見るかという次元がテーマです。 目下 議論は継続中ですが、この段階で 読者に披露いたす意義を感じ、あえて掲載しました。 コメントや「いいね」などのリアクションを歓迎します。

 

安倍総理、ウラジオストックでの墓参ありごとうござます.
さて、北朝鮮の暴挙に対して、わが国民はどうすべきか、存亡の危機であります。これについて、我が国の選択を所見として以下かきます。
 まことに、悲しいかな、日本単体としてはゲームは詰んでいます。したがって、百万という単位で国民はその生を失います。この国が戦争に負けて、戦勝国の管理下で平和が保証されていたとみるべきです。その間に、経済復興して有数の経済大国になりました。アメリカの圧倒的軍事力のもとに安全が保証されてきました。
いま、この日本が直接的な侵略の現実的可能性に遭遇しています。我が国は、敗戦につづき、そのあとの必然的な同盟によって、一貫してアメリカとは運命共同体です。「巻き込まれる」という表現をつかっているテレビキャスターがいますが、日本は否応なく、当事国です。したがって、ともかくもアメリカと運命共同体です。そのアメリカの力が、いま試されています。アメリカはどうでるか。1.トランプは、パーフェクトゲームのみ狙っている。2.それ以外ではあれば、日本を見捨てます。その結果、日本は、列強つまり、ロシア、中国による草刈り場となります。その手先が北朝鮮となるという筋がでてきます。どうしてこうなったか、アメリカの庇護のもとで 平和呆けてきた「つけ」です。

 先般の北朝鮮のミサイルが北海道を越えて太平洋に落下したという報道は、アメリカの国民のかなりの部分は、フェイクだと思っています。しっかりしている日本が、避難体制がなく、シェルターもなく、政府の避難誘導(footage)もでていない、この事態にそんなのんびりした状況は考えられないからフェイクだというものです。さて、まず、期待するのは、1.の同盟国の兄貴アメリカのパーフェクトゲームです。日本としては、これでありたいですね。しかし、実質的に2.になる可能性は大ありとみています。パーフェクトゲームに失敗の確率で幾何かで、アメリカは日本の力の信頼性を問いましょう。答えは、ふたつです。a.日本を見捨てる。(犬にくわせる)b.日本に自立を促す(自分の分は自分でやれ。応援はする)この場合、a.はさすがに選好としては低いとします。したがってb.となります。それが、うまく行くかです。戦略としては、恥をしのいで、時間稼ぎをして、自らの力でこの国を守る体制を早急につくりあげることです。 この70年間上の状況で、日本は紛争にそれこそ’巻きこまれず’、国際支援などで、ほぼ世界中から信頼される国としての評価を得ています。しかし、これだけでは、立ち行かない、存亡の危機にみまわれています。

短期(たとえばこの2年以内)に、国家安全保障の大施策が必要です。 国防的な列島改造(シェルター、ライフライン、防衛体制)および憲法改正(交戦権の回復)などです。
自らが他を強力圧倒し、同盟国との信頼を相互に強固にしている国、たとえがよいかどうかわかりませんがイスラエルのような国に、脱皮していく道です。 私の歴史観を敢えて言えば、全方位外交は、絶対にさけるべきです。ビスマルクの後のドイツは、これで不幸な軌跡をもちました。 朴大統領時代の韓国のその後の国運の漂流も他山の石とすべしです。 異論はお持ちかもしれませんが、このための先導し国難を乗りおえるのは、いまの政権つまり安倍晋三首相以外には 考えられません。 彼におおいに頑張ってもらうべく、応援しようではありませんか。 これが私の 見解です。失礼しました。

<form id="u_jsonp_3_e" class="commentable_item" action="/ajax/ufi/modify.php" method="post" data-ft="{">
Ichizo Aoki
Ichizo Aoki 憲法改正して交戦権の回復しなくとも国際法で自然権として自衛権は認められているわけですから、攻めて来たら反撃撃破する覚悟をもって静かに諜報機関を育て反撃の兵器体系を持っていれば国は守れます。なににも大騒ぎで騒ぎ立てる必要なないと思いますよ。憲法改訂を騒ぎ立てる一派は別の目的があるのではないでしょうか?
 
 
荒井 康全
荒井 康全 知恵のある社会であれかしとおもいます。その意味で、ことさらに騒がず、感情をあおることは危険ですね。表向きも、内向きも粛々とことに備え、普段は平然としていく、"Disposition"は、すばらしいことです。それには相当にこの国の賢人たちの奮起が必要です。私の論は、いやでも一回、「沸騰」する国内事態を経過する必要があるというものです。「戦争」というのは政治的暴力ですから、どうしても逃げとおせることはできない。どうしても喧嘩の上手下手で、したたかさが求められます。それに備えるインフラを整備しておくことに帰着します。ある段階では、explicitに国民がルール規範の変更の決定が問われる。そのタイミングがいまかどうか判断はわかれますが、私は今をとります。ビスマルクのような人間がこの国に出るかどうかも重要な要素と考えます。日本のよき75年の終焉としたくないですが、試練のときを迎えていると考えます。失礼しました。
 
Ichizo Aoki
Ichizo Aoki 自然法に基づく国際法の基礎を作ったフーゴー・グローティウスの指摘通り、憲法は国民の権利を定めた物で、国際紛争に必須なものではありません。それを改訂しなくては防衛も出来ないというのは別目的があると思って間違いありません。
 
荒井 康全
荒井 康全 国定法に優先する自然法があるとことが国民のかなりの部分が理解しておらず、発想的な金縛りにあるとおもいます。これを解放しておく必要がありますが、青木説ならば「放っておけ。子どもじゃない!!」ということになりますかね。別目的の問題については、語ってください。どういう目的があるのでしょうか。
 
Ichizo Aoki
Ichizo Aoki 現在の自民党の憲法改訂案ではどさくさに紛れて、国民の権利をかなり制限する方向にあります。ですから国民投票で反対せざるを得ない。そもそも憲法とは権力者の権力を縛るのが目的であって、国と国との争いには、全く関係の無い法律なんです。ただ自衛権があっても、あくまでも先制攻撃はできない。一撃を受けてからの反撃の権利であり、それは人にも国にも自然にそなわっているとかんがえるのが国際関係でしょう。
 
荒井 康全
荒井 康全 哲人青木さんへの返事 2017/9/10

青木さん、ご意見ありがとうございます。
私の意見を申し上げます。憲法学者ではないので法律論的に正式の憲法の定義とずれているかどうかの確認はしていません。
Thomas Hobbsの個人の持つ自然権と他との共存を確保するために権力者との契約をし
自然権について理念的にも規範的にも、保障を確保しようとしたと考えます。契約概念ですから
基本的に双務義務があります。しかし、権力は契約相手の人民に対して過剰な力で、圧迫して結果的に契約の精神に反することは大有りです。それを人定法として定めたのが憲法であるという点で、青木さんの主張に同意します。HobbsはCharlesIIの家庭教師であったから、かれの説は、まだ既存の王権を前提としていました。
市民革命の時代的なうねりのなか、アメリカの独立宣言やフランスの人権宣言など、世界にその政治の在り方を問い、それを相互に承認していくことは必要であったと考えます。
それぞれの人権宣言は人民の国家の独立の宣言で、他国への正当性への訴えでもあったのです。それを具体的にその国の国定法のプライマリーが憲法であると理解します。
アメリカはそのような意味で「理想的市民国家」を宣言したと彼らは自負します。
これは国家間での理念と法制(規範)の相互確認であったのです。
アメリカが人権とか自由とかで他国を干渉するのは、この系統の価値の共有の確認です。
その意味では、国と国との争いに至る前提の確認という意味で、国相互に関係しています。
理念しても、規範にしても、やはりexplicitである、明文であることが相互の信頼と敬意の前提となります。それがないと、紛争などへの防止や介入にしても 交渉の後手になることが必定です。ぎりぎり勝負が決定する段階で自然権で正当性を持ち出しても、すでにことは終わっている可能性は大きいと考えます。

憲法改正については、随分ながく自民党は国民に投げかけてきたとおもいます。「どさくさに紛れて」とのことですが、たしかにその感がなくもない。しかし、私は、国民の怠慢であると考えます。それについては、以下を是非ご覧いただきたい。
自民党24年案は、まことに次元が低い、その前の案(17年?)の方がはるかに理念性が高いと思います。それらについて私案をつくり 首相官邸に、そして2016年10月27日付で衆議院憲法調査会に意見書を送っています。
読んでくれたかどうか、覚束ないことですが、国民は、みずから案として思いを表現し、発信することが民主主義の基盤です。 小生も怠け者ですからあまり偉そうなことはいえませんが、しっかりした論理を踏んだ案は、発共有され、発展されという信念をもちます。
青木さんは、prima facieの方で、躊躇なく明解なご意見を発せられ、そして相手に議論の余地を与え発展させる度量をお持ちになられることに、敬意を持つものです。 
以下をご覧ください。
朝日記161028 憲法改正に関する意見投稿のことと今日の絵
2016-10-28 07:53:10 | 政治
http://blog.goo.ne.jp/.../e/254f327e79659f044f09d6df43a76d11

Thanks.
朝日記161028憲法改正に関する意見投稿のことと今日の絵おはようございます。今朝は薄曇りで、気温も昨日の朝より5℃程度ひくいようです。絵は踊るひとびと1と踊るひとびと2の2点です。さて、きのうは、憲法改正について、自民党案をテキストにして2年ほどまえに書いておいたものを取り出しました。徒然こと1きのう行ったことこれについてつぎのことをおこないました。1.朝日記にあらためて掲載した。1-1朝日記161017(トップページ)憲法改正を自民党案をテキストにして考える2016-10-2715:21:39|政治http://blog.goo.ne.jp/gooararai/e/371396b91e70...
blog.goo.ne.jp
 
Ichizo Aoki 米国という覇権国家が弱体化していますので、日本は詰んだ状態から脱出する努力をする必要がありますね。とはいえ核兵器を持っても武蔵と小次郎のジレンマですから、よほど智慧を働かせないと。まず核なしでも相手に相当の犠牲がでるくらいのミサイル反撃能力を黙って磨くということではないでしょうか?Jアラートで国民を怖がらせて、九条を消して、国民主権を剥奪しようという陰謀にだまされてはいけません。
(追加2017/9/17)
 以上
</form>

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 朝日記241224 Stuart Russel,... | トップ | 朝日記170912 遅い午後の大山... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
北朝鮮の原子炉への自衛のための攻撃は憲法違反? (もぐら)
2017-09-14 01:05:57
素人には判りにくい話ですが、攻撃されそうになったら、先制攻撃で敵の本拠地を徹底的に(攻撃の意図を挫くまで)たたくのも自衛権の範囲として認めてもらえるなら、特に憲法を変えなくてもよいように感じます。逆に、敵地への先制攻撃は認められないというような「神学的」制約がまかり通るなら、このさい憲法を変えるべきだと思います。もっと具体的に言うなら、北朝鮮が万が一日本に攻撃をしかけそうになったら、北朝鮮の原子炉(プルトニウム生産のためにフル稼働中)を攻撃して破壊すると宣言するのは、核兵器が無い現況下で最も有効な抑止力だと考えますが、このように主張するのは、現行憲法に違反するのでしょうか。なお、平壌は原子炉から40km(福島第一原子力発電所と飯立村の距離)にあり、風向きによっては平壌は長年に渡って住めなくなります。
返信する
元英国領事館商務官のTAさんとの会話 (あらいやすまさ)
2017-09-15 22:20:21
荒井さん、
益々磨きがかかり、政治家にまで、
助言が出来るなんて、荒井さんが首相になってたかもと、思う次第です。頭脳明晰な、古老の知恵で、今の緊迫した、北朝鮮を正気にさせる手段がないか、考えてください!
TA
~~~
TAさん
 すばらしいご発想です。
 その昔、高麗が、隋朝に一時の勝利で領土を獲得しましたが、
 そのあとの代で直ぐに、国を滅亡に追いやられました。
 その王族が日本に逃れ、真鶴岬に漂着。京の平安朝政府は
 これらを難民としてうけいれました。
 関東には狛江とか高麗川など彼らの荘園が沢山つくられました。
 彼らは、養蚕や織機、治水土木、農業、さらに教育文武など
 当時の先進文明を伝え 大きな貢献の残しました。
 また、彼らとその子孫にはある矜持があって、決して政治とくに権力とは
 中立であろうとして、自らの専門職に徹した。
それは多分亡命時の受け入れ条件でもあったと想像しますが、
 これが今日にもつながっているとおもいます。
 もしかしたら、神官の職などはこの辺の流れかもしれません。
 そういう意味で、帰化人の研究は今大切ですね。
 
 北朝鮮については、戦前に当時東洋一の鴨緑江水力ダムとその電気によるアンモニア合成肥料生産、
それに関連する機械工業などのインフラを日本は北朝鮮に残しています。
 大日本窒素工業の創設者の野口奨学金などはいまも残っているらしい。
 そういう意味で、つぎの理念が望まれます。
1. 北朝鮮とはわが倭国との間は友誼に深い歴史があったことを知るべきこと。
2. 双方で真面目に相手国民を知り、慮る啓蒙があるべきこと。
3. そのような芽を若いひとのなかに培うべきこと。
本質的には相互のメンタリティの親和力が大きいと思います。
 
  ところで、戦争は政治的な暴力です。 北朝鮮との現在の状況では、一触即発な状況です。
北朝鮮は、石油等の制裁などで、太平洋戦争の前夜の日本に似ています。 
ミサイル実験の国土上空侵犯など、この種の暴力的効果に味をしめると、相手へのいじめBullingを継続してきます。
相手が弱いと思ったら、そのレベルを上げてきます。
それを押しとどめねばならい。 

そのために決めてとなる理念を上げていきましょう;

1. 相手がこれを嬲ったり、脅してもメリットがないことを示す発信力があること。
2. そのための実質的な国防力を有すること。
3. 喧嘩するより、共存するほうが、希望の筋があること。
そういう有形、無形のメッセージがあってよいとおもいます。

さて、結論としては、つぎになります。
1. 国際法のもつ自然権である交戦権は必要です。
2. どこの国にも頭のよい小賢しい人間はいます。
3. 相手をだまして、突いてくることは常にあります。
4. 結局、小賢しい人間(rational persons)間の知恵の攻防となります。
5. その攻防のための背景条件と道具の条件が、勝負の決め手になります。
6. これらは、いつか来た道ですが、きちんと常時備えている抑止防衛力は必要です。
7.  国民は憲法九条の理念に金縛りにあっています。
8. したがって緊急事態ごとに、その都度、国民の意志を問うことになります。
10.意思決定の遅滞が生じ、意思をかためたときはことは追わているとみています。
多分、チベットや新疆ウィグルとおなじようになる。
11.最後は、国家緊急権の発動になります。(独裁政治の登場)
12.理念としての憲法前文(理念)と法制(現実)の視点から、交戦権の回復宣言は決め手になるでしょう。 11.は危険な状態です。
13.当然、近隣諸国から、警戒と反対が出されますが、これは基軸の日米同盟の枠組みのなかでいまなら解決できるとおもいます。
 14.北朝鮮は、今回の日本国土ミサイルの繰り返し通過というBullingを味を占めて、これが常態化すること必定となりましょう。
 15.つまり、日本国を人質につかい、アメリカとの交渉を有利にしようというものです。残念ながら現段階では成功しているともいえます。
 16.ところで、アメリカからの世論は、日本国が存亡の危機にあるのに彼らは、全くの能天気で、困惑しています。
17.そんな国に、アメリカの若者の血を賭すことは、おそらく憚るでしょう。自分の問題なのに、他人ごとであるとみています。 
18.結局、同盟のもとに応援はするが、自分の国を自ら守ることを要求してきます。
19.当面の時間を、繋ぐが、負担分は応分に請求する方向に行くとおもいます。
 20.そうなると地政学的にどうしても日本が積極存在を取らなければならなくなります。
21.アメリカを背景にして、日本は、中国とロシアとのやりとりが、前面にでてきます。
22.そのなかでの、北朝鮮そして韓国との力学的関係です。 
 23.このパターンは、朝鮮開国と日清戦争のパターンとおどろくほど酷似していますね。
 24.中国は、朝鮮半島に興味を無くす。「一帯一路」と「真珠の首飾り」に重点を置きたい。
 25.ロシアも前面にでる。(もしかしたら、ロシアも朝鮮半島に飽きているかもしれません)
 26.アメリカも朝鮮問題に飽きています。
27.結果は、 半島問題は日本は押し付けられる結果になります。
28.当然、この段階で北朝鮮との同盟などがでてくるかもしれません。
29.これは、明治開国の状況とそっくりではありませんか。
 
30.これが現実であり、憲法九条を盾に、逃げる通せることはできないとみます。
 31.そういう見通しのなかで、目下、北朝鮮と交渉していくということですね。
 32.古老の知恵などは、吹っ飛んでしましそうです。
33.若い人たちが、理念に襟を正し、現実を直視し、地についた勉強を期待します。
以上。
返信する
哲人(もぐら)さんのコメントへの返信 (あらいやすまあ)
2017-09-15 23:02:37
北朝鮮の原子炉への自衛のための攻撃は憲法違反? (もぐら)
哲人なる(もぐら)さま
問題の投げかけですね。
結局、曾ての米ソの冷戦構造での核抑止力学構造に日本が入るということでしょうか。米国と日本の貸し借りの関係で、東アジアでアメリカで日本が代理権を執る(押し付けられれる)筋ではないかとみています。
(もぐら)さんのおっしゃる自然権のまえに、交戦権放棄という「神学的」あるいは理念がもつ定言命令が一方的に 実際からの必要性(格律)を抑えこむ。「神学的’かなしばり’がいま日本を支配していると思います。 格律つまり実践的必要性を抑え込み、思考停止をしてしまうものです。 
 敵対する両国の核施設の攻撃についての均衡は一種の核抑止のカテゴリーではないでしょうか。
 相手が狙って効果あるなら、こちらも相手に狙って効果のあるものです。したがて相手方にその力学的意思を宣言することになります。
そのためには、なんとしてもわが国民の「神学的な金縛り」を一たん解放する必要がありますね。交戦権の明示的回復は、両刃の剣ですが、いまの「神学的かなしばり」では、あいてはおもしろくなってbullyingにさらされるだけと考えます。 列島安全保障改造(都市シェルター構造、ライフライン構造、防衛構造、など)の大転換が必要です。 (もぐら)さま、哲人の叡智をご披露いただけませんか。
返信する
Unknown (もぐら)
2017-09-16 01:08:32
皆様に比べれば、もぐらは若輩で、とても「哲人」などと言える者ではありません。ただ、最近、げぜないこととして、先にコメント申し上げました北朝鮮の原子炉攻撃について、マスコミも政府も誰も取り上げないことが不思議です。稼働を続ける(プルトニウムうを造るために稼動せざるを得ない)原子炉こそ、北のアキレス腱ではないでしょうか?一撃をくらった場合の反撃として現行憲法が許すなら、抑止力強化のためにもこの選択枝を議論し、北に宣言しておくべきではないでしょうか。平城は「壊されて困るものは地下深くに作る」「戦争することを前提につくられた都市」と言われていますが、40km先の原子炉がメルトダウンしえ多量の放射能が流れてくれば、間違いなく全員退避せざるを得なくなります。我が国には原子力産業に従事られる方々がたくさんいらっしゃいますから、彼らこそ北のアキレス腱を最初に指摘し、さらには「どのように北の原子炉を攻撃すれば最も効果的か(平城への被害が甚大か)」を教える立場にいると思います。もぐらの勝手なかんぐりですが、我が国の原子力関係者が口をつぐんでいるのは、「原子炉ってそんなアブナイものなのか」と我が国の国民に悟られ、国内の原子炉が稼働停止に追い込まれることを恐れているからではないでしょうか。しかし本当に国ためを思うなら、今こそその知識を生かして我が国の抑止力向上に貢献していただきたいところです。(あまり哲学的でないコメントですみません。もぐらはカント哲学に憧れておりますが、まだ定言命令や格律について議論するレベルにおりません。「汝自身の意思の格律が普遍的立法の原理として妥当であるように行為せよ」:哲学を専攻した美人の大学生の従姉妹から小学校1年のときに暗記させらた一文ですが、未だにその境地に達しておりません。)
返信する

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事