台風のお土産

台風１８号が 関東の東沖を北上。１７号が 今、沖縄、奄美で吹き荒れ、明後日、関東にやってくるとの予報が出ています。被害の少ないことを祈っています。
その台風が 自然のお土産を持ってきました。しばし、きれいな自然を楽しめました。

午前１０時の天候・・・丹沢山塊は「雨」、秦野市街～相模湾は「ピンカンの晴れ」

午後１時３０分頃～２時３０分頃・・・きれいな“虹”が かかり続けました。

　　　　　道路のすぐ向こうから“虹”　　　　　　東の方は “ピンカンの晴れ”

ヒガンバナウォーク

お彼岸の２２日、恒例の「四十八瀬川自然村のヒガンバナウォーク」に合わせ、今年は「酒匂川水系保全協議会」の里山体験ウォークも行われました。

西公民館から草木の観察をしながら “ヒガンバナウォーク”　

稲穂をバックに 土手や田んぼの畔に “満開のヒガンバナ”

そして土手の上には　“ツルボ”が満開”　

「里山体験ウォーク」は ヒノキの伐採体験

ヒノキのコースター作り、真竹のぐい呑み作りなどを体験

数年ぶりの“玉虫”

数年ぶりに “玉虫”を見つけました。
住宅開発が進み、大きな木が切られていく中 家の周りから　いなくなったのかと思っていました。
４年ぶりかな？　いつ観ても 虹色に光る体は 観る者をひきつけます。


うまく光沢が撮影できませんが、クリックして大きい画面でご覧あれ！

ヒガンバナウォークに向けて

来週は「お彼岸」。
四十八瀬川自然村の「ヒガンバナウォーク」が、今年も実施されます。しかし、今年の暑さで“彼岸花”は 咲くのか心配していました・・・・・が。
季節は？？？？・・・進んでいました。ニョキニョキと茎が伸び、“花”が、咲き始めました。
ウォークコースに「草花の名前の札立て」も すみました。
また、今年は「酒匂川流域環境保全協会」募集のウォーク４１名が、やってきます。

茎が伸びて、つぼみが…。　花も咲き始めました。バックには稲穂が首を垂れて…。

ウォークコース「四十八瀬川の土手」に草花の名前の木札を立てました。
２２日西公民館９：００集合です。ぜひ、ご参加ください。一般参加大歓迎です。　　　

四十八瀬川：河川調査

定点観測は 上、中、下流：３点四季(４回／年）の観測を９年間、継続しています。
観測結果は現在、まとめ中ですが、四十八瀬川は 秦野市の西地区の下水道工事が終了し、各家庭の接続が ほとんど終了したので、よりきれいな流れになっています。

堰堤はあるものの、上流定点は そのまま飲むことが出来る程の水質です。但し、夏から秋にかけては渓谷でのバーべキュウ等、人が入ることが多く｢大腸菌群」が若干増える傾向にあります。

中流定点は 一昨年からの２年続きの「９号台風」と今年を含めた数回の大増水で土手が削られいます。予算の関係か、工事は手つかずなので、さらなる崩壊が 懸念されます。

｢カジカ｣：神奈川県絶滅危惧種Ⅱ類　　幸い３定点とも生息が確認されていて、昨年から、上流域のいなくなった沢や本流に持ち上げ作業を始めています。
「ようこそ」の冒頭の写真も ご覧ください。

カワゲラ：きれいな水に棲む底性生物（水生昆虫のひとつ）です。「気持ち悪い」と言わないで、体の模様を拡大して　よーくご覧ください・・・“自然の芸術品！！”

サワガニ：採捕の常連顔です。ちょうど繁殖期で、お腹にたくさんの子供を抱えて、お産中でした。
その他、カゲロウやヤゴ類、今回は大きな“テナガエビ“も採捕されています。