高山祭2日目、からくり奉納
きのうのも、ようやく上がり、朝から
10時(と、2時)には からくり奉納が行われます。
陣屋前広場に勢ぞろいした3台のからくり屋台
30分前に着いたけど こんなに後ろです。
三番叟(さんばそう)・・・童が翁(おきな)へ早変わりするからくり奉納。
94年振りに新調されたからくり人形の初舞いです。(修理費は 約1100万円)
お人形がまとっている衣装は、屋台蔵から発見された2代目の人形のものとみられる江戸中期の衣装を
復元修理したものだそうです。お人形の大きさは 約120cm、操り糸は 2本増えて22本になったそうです。
右手に鈴、左手に扇をかざして舞った後、面箱の中に顔を埋め翁の面を付けます。
石橋台(しゃっきょうたい)・・・途中で、内掛けがめくれて獅子に変身します。
龍神台・・・壷 の中から、赤い顔の龍神が紙吹雪を撒きながら飛び出し、荒々しく舞います。
機関樋(きかんどい)の先端まで歩み出て、約10分間、からくり奉納します。
各演舞のさわりを、3分16秒に、しました。
演目順は、三番叟石橋台龍神台です。
三番叟
面箱の中に顔を埋めて、黒い顔の翁の面を付けます。
石橋台
お辞儀をするようにかがむと裾がめくれ、着物は黒から赤に、そして足元から獅子の顔が登場しました。
龍神台
唐子が運んだ壺の中から 赤い顔の龍神が飛び出します。
紙吹雪も 綺麗に舞いましたぁ。龍神の機敏な動きに が湧きます。
どれも屋台が高いので 後方からでも充分楽しめました。
大きな努力と郷土愛によって
伝統をしっかり伝承されていました。
遠い地域の私たちは 奉納を拝見することで
次世代へ絶やすことなく引き継がれるよう
見守りたいと思いました。