兵庫 豊岡 天然記念物玄武洞公園(青龍洞、玄武洞、白虎洞、北玄武洞、南玄武洞)
1807年に儒学者 柴野栗山が、玄武洞と命名。
約160万年前、豊岡市城崎町にある来日岳の噴火で流れ出た溶岩が
固まるときに作り出した規則正しい割れ目(節理)
古代この辺り一帯は海だったが、約6000年前に、波の浸食によって出現したと考えられている。
では 解り難いですが、六角形の柱が集まった見事な自然美です。
青龍洞・・・高さ33m、幅40mの柱状節理(岩壁)
の ○印を 拡大・・・・・ さらに拡大すると
、落っこちそうで 落ちないそうです。
溶岩が冷えるときに起きた熱対流の動きによってできたS字にカーブした柱状節理は珍しいそうです。
節理とは、溶岩が冷え固まるとき、体積が小さくなるためにできた割れ目のこと。(五~八角形、六角形が多い)
「なぜ 自然に六角形になるのかなぁ・・・」
とっても不思議だったので、
解説してくださるボランティアさんに質問しました。
「六角形に固まるのは、雪の結晶
や、蜂の巣が六角形であるように
最も安定する形が、六角形だからです。」と、教えていただきました。
玄武洞
右側の節理の断面が六角形の亀甲、左側の節理は蛇腹に見えるところから、「玄武」と名付けられたそうです。
天に昇る龍の腹(蛇腹)のように見えます。
洞窟は自然のものではなく、人々が採掘した採掘跡が空洞になったそうです。
白虎洞 柱状節理が横に並んでいます
北玄武洞 南玄武洞
自然の偉大さ、自然の不思議を目の当たりにしました。
亀甲と蛇腹から「玄武」と名付けたセンスが素晴らしいです。高松塚古墳を思い出しました。
六角形が安定しているなんて初めて知りました。
蜂って賢いですね
周りを見回すと 六角形のものが
結構見つかりました。
自然って 偉大ですね