入院中は介護保険を利用することはできません。病院では治療を優先しているため付き添いまで手が回らないのが現状であると思います。
病院での付き添いであれば保険を利用しない自費のサービスを行ってくれるところがあると思います。(病院の相談員などが詳しいと思います)
それから介護保険の申請は申請日に遡れることになっていますので、保険証が役所から戻ってきていなくても暫定でサービスを利用することができます。
なので最悪退院日に申請を出したとしてもサービス自体は使えないということはありません。
それから退院の目処がたったら自宅に戻ってからも介護が大変であると思いますから、医療相談員もしくは地域包括支援センターなどに相談し
ケアマネを探されたほうが良いです。
老人保健施設であれば3ヶ月はリハビリをしながら自宅へ戻れるよう支援してくれますし、また自宅に戻ってもショートスティなど利用しながら
家族が休養をとれるようされたほうが良いと思います。
介護認定の調査は
ある程度の加療が終わり、容態が安定してから行うのが一般的です。
認知症発症以前に、入院された原因の病気治療がまだ済んでいない様子ですので、そちらの加療が一段落するのを、役所では待っているのだと思われます。
役所が病院や主治医に連絡を取らずして、勝手に日程を延ばしているとは考えにくく、病院と連絡を取った上で、そのようになっているはずなのですが…
病院にケアマネージャーがいれば、その方に、
いなければ主治医に、直接
「介護認定の調査を病院でさせていただきたいのですが、いつ頃なら良いでしょうか」と尋ねてみるのも良いかと思います。
入院中に認定調査を受けられれば、ケアマネージャーが決まり認定決定を待たずしても、
入院中に、退院して即日から色々なサービスを受けられるように計画を立ててもらえますし、
自宅での介護が困難であれば、早目に入所施設を探す事も可能です。
ただ、確か…
入院中は介護保険は一時保留となり、使えないと思いますので、
付添人を頼むのはいかがでしょうか。
夜だけとか昼間数時間とか、週何日とか、少しでもご家族が休める時間を取れるように出来ると思います。