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小腸のガスがゲップになる

2025年01月24日 08時02分28秒 | 日記

小腸のガスがゲップになる

小腸にガスが溜まると、ゲップやお腹の張りなどの症状を引き起こすことがあります。これは、小腸内細菌異常増殖(SIBO)や呑気症などの原因によるものです
 
SIBO(小腸内細菌異常増殖)
  • 小腸で細菌が異常に増殖することで、食べ物が小腸に留まる時間が長くなり、ガスが発生します
     
  • 胃の圧迫や腸内環境の悪化による不調を引き起こします
     
  • FODMAPを多く含む食品を避ける「低FODMAP食」が治療法として注目されています
     
 
呑気症(空気嚥下症)
 
  • 大量の空気を飲み込むことで、胃や食道、腸に空気がたまり、ゲップや腹部膨満感などの症状を引き起こします
  • ストレスや緊張、不安、歯の噛みしめ、早食いなどが原因として考えられます
  • ストレスを解消したり、よく噛んでゆっくり食べたりするなどの生活習慣を見直すことで予防や症状の改善が期待できます
 
また、食事が偏り腸内細菌叢のバランスが乱れることでも、腸内でガスが発生しやすくなります。
 
SIBOとゲップの関係は?
 
 
腸活」や「菌活」をする前に知っておきたい!“SIBO(シーボ、小腸 ...
 
SIBO(シーボ、Small Intestinal Bacterial Overgrowth、小腸内細菌異常増殖)とは、小腸で細菌(バクテリア、bacteria)が異常に増えすぎることによってお腹の張りやゲップ、胃酸の逆流、下痢や便秘など多くの不調をひき起こす病気のことです。
 
SIBOは、小腸内細菌異常増殖症(small intestinal bacterial overgrowth)の略称です。
病気が少ない小腸の中でも最近注目を集めている疾患です。

どんな病気かというと、小腸の中で腸内細菌が異常増殖し、小腸内にガスが異常発生する病気です。

小腸内には通常約1万個の腸内細菌が生息していますが、なんらかの原因によりこの腸内細菌が10万個以上に異常増殖します。

異常増殖した細菌は私たちが摂取した食べ物を餌として発酵し大量のガスを発生します。

そもそも小腸は、液体で満たされガスが溜まらない細い状態で腹腔内に収納されています。

そのためガスに耐えられるような構造をしていません。細菌の過剰な増殖により発生した多量のメタンガスや水素ガスが腹部を圧迫することで、さまざまな症状が出ます。代表的な症状が以下のものです。

● おなかが張るため苦しい
● ゲップが異常に出る
● 胃酸が逆流する
● 下痢と便秘を繰り返す

小腸内に水素ガスを発生する腸内細菌が多い場合は下痢になりやすく、メタンガスを発生する腸内細菌が多い場合は便秘になりやすいと言われています。

SIBOの研究は世界的に進んでいる一方、日本ではあまり知られていない疾患であるため消化器病専門医でも原因が見つけられず、苦しんでいる患者も多くいます。
 
SIBOが発症する原因はさまざまありますが、主なものは3つです。

● 小腸の動きが悪くなる
● 胃酸が少なくなる
● 食物繊維や発酵食品のとりすぎ

上記の原因を知ることで、SIBOの予防や悪化を避けることができるでしょう。

3-1. 小腸の動きが悪くなる

糖尿病・膠原病・神経疾患などの基礎疾患を持っている場合、小腸の動きが悪くなりやすいといわれています。また、ストレスや疲れの影響で自律神経が乱れることでも小腸の動きが悪くなります。

腹部の症状と精神状態の関係性が大きいことは、明らかにされています。消化管は、自律神経の支配を受けているため精神状態が腹部症状に影響を与えます。

つまり、腸内の環境やぜん動運動などの働きにも精神状態が関わることがあるといえます。

小腸の動きが悪くなることで、食べ物が小腸に留まる時間が長くなり腸内細菌が増加します。これを繰り返すことで、過剰に腸内細菌が増えそれに伴いガスが発生してしまうのです。

3-2. 胃酸が少なくなる

胃酸には、小腸への細菌の侵入を防ぐ役割があります。しかしながら、ピロリ菌感染や胃薬の長期服用により、胃酸が少なくなってしまいます。
ピロリ菌感染は、ピロリ菌が胃酸を薄めて胃の中で生息しますので、胃酸が弱くなります。また、胃酸を抑える胃薬を長期服用すると、胃酸が少なくなります。
以上のような理由で小腸の腸内細菌が増えやすい環境になります。

ピロリ菌感染による胃酸の減少の場合は、ピロリ菌除去の治療が必要になります。ピロリ菌が除去され胃酸の量が正常になると、SIBOの症状が改善されることがあります。

また胃酸には小腸内の細菌を殺菌する役割もあるため、胃酸が減ることで小腸に細菌が増殖してしまいます。胃酸は、多くても少なくても消化器に影響があるのです。

3-3. 食物繊維や発酵食品のとりすぎ

本来、腸内環境によいとされている食物繊維や発酵食品ですが、過剰摂取によって腸内細菌が増えすぎることがあります。これは、食物繊維や発酵食品を摂取することにより、小腸内の腸内細菌が異常増殖するからです。

もし、食物繊維や発酵食品を摂取し下痢や腹痛などが起きた場合には過剰摂取している可能性があります。一旦、食物繊維や発酵食品を控え様子をみることが必要でしょう。

4. SIBOの治療方法は、薬物療法と食事療法の2つ

 

https://www.fukuoka-tenjin-naishikyo.com/knowledge/post-16310/

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