JPモルガン・チェースのグローバルFX戦略共同責任者、ミーラ・チャンダン氏とアリンダム・サンディリア氏はリポートで「NISAは25年を勢いよくスタートさせた」とし、個人資産の半分以上が依然現金で保有されているため、「日本の家計からの資金流出は円安の構造的な要因だ」と述べた。
もっとも、米新政権が海外からの輸入品に対し導入を模索する関税政策が世界経済に及ぼす影響は未知数で、海外市場が不安定になると、日本の個人投資家による海外資産買いの動きにも変化が見られるかもしれない。個人が利回りや株価の上昇で国内資産に回帰すれば、NISAマネーによる円安リスクは和らぐことになる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます