CAROL ～A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991～ TM NETWORK

個人的にはJ-popでのコンセプトアルバムの金字塔的作品。

小説等も利用した徹底したコンセプト展開も当然ながら、
毎回聴くたびに、心地よいトリップ感を覚える。

それはサイケ的なインナーワールドでなく、とある物語に迷い込んできたというバーチャル的陶酔感。
統一された歌詞世界、心地よい緩急をリスナーに与えてくる小室の音楽世界。

これらが織りなす音世界の群像は、他と一線を画すほどのクオリティ(コンセプト的一体感)に思える。
時代性を飛び越えている名盤かと。