パソコン悪戦苦闘記録

Wordのワイルドカード波カッコ{}

 ワープロソフトWordの検索・置換において、ワイルドカードは非常に便利です。
 ワイルドカードを使うときは、検索「オプション」で、
「ワイルドカードを使用する」をオンにしておきます。

 ワイルドカードとは何か
  こちらの記事をご覧ください。
  こちらの記事もご覧ください。




 ワイルドカードの一つに、
波カッコ(中カッコ)  {} があります。
 1 {n}
 2 {n,}
 3 {n,m}
という使い方があり、上記の n も m も半角数字です。

{n}
  直前の文字のn回の繰り返しを検索します。
  例) go{2}syun で、goosyunを検索

{n,}
  直前の文字のn回以上の繰り返しを検索します。
  例) go{2,}syun で、goosyunやgooooosyunなども検索

{n,m}
  直前の文字のn回~m回の繰り返しを検索します。
  例) go{3,4}syun で、gooosyunとgoooosyunを検索

 これを応用して、
検索文字列を [0-9]{1,}円 とすれば、
半角数字の1文字以上の連続の末尾に「円」がくっついた文字列を検索してくれます。
 したがって、386円 とか、78943円 といった文字列が検索対象となります。

 さらに、
検索文字列を [0-9,]{1,}円 とすれば、
位取りカンマが入った文字列も検索してくれます。
 例えば、 9,896円 とか、10,664円 なども検索対象となります。
 (位取りカンマが入っていない金額も、これでヒットします。)




それでは、また次の記事で
goosyun
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