例えば、次のような場面です。
ある1枚の画像の中から、被写体を選択します。
そのための操作は、「選択範囲」メニュー中の「被写体」のクリックです。これだけで、画像中の被写体と思われる範囲をAIが判断し、その範囲だけが自動的に選択されます。
次に、Ctr+Jでレイヤーを複写します。
すると、上記で選択した被写体だけの複製レイヤーが作成されます。被写体部分以外は、透明になっています。
この状態のときに、上記の複製レイヤー中、不透明部分(つまり、被写体部分)を選択しようとするときです。
周囲の透明部分は選択せず、不透明の被写体部分だけを選択する必要があります。
こういうときは、
Ctrlキーを押しながら、被写体レイヤーのサムネールをクリックします。
すると、不透明部分、つまり被写体部分だけが選択されます。これは便利です。
◆ 被写体の選択を利用した画像
上に掲載の画像では、被写体の幼児だけを選択し、ハイライトと影を付けました。被写体だけを選択しておくと、ハイライトと影の効果を付けるのが簡単です。選択範囲だけにその効果がかかるからです。
左側が、元画像、
右側が、光陰を付した画像
です。
このように、不透明な被写体だけを選択するときに、Ctrl+レイヤーサムネールのクリックの操作を使います。
「Ctrl+レイヤーサムネール」という、ごく簡単な操作なのに、Webサイトなどには、その操作に関する解説をあまり見かけません。
それでは、また次の記事で
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