あちこち散歩 写真日記

あちこち散歩したときの日記です。
歩きながら撮った風景写真とともに記録します。

養老渓谷

2024-12-06 | 日記
昨日、千葉県の養老渓谷に行ってきました。
前の日からカーナビをセットして早朝スタート。
ところがナビの誘導した道は崖崩れのため通行止め。
いつも通行止めは対応して案内してくれるはずなのですが、何故か対応していませんでした。
ナビを入れ直そうとしても、巡り巡って、また通行止めの道路に案内します。悪いことに、通行止めの道路は1か所だけではないのです。
迷った挙句、何とか到着したのですが、結局、崖崩れをするような山道でなく、「養老渓谷あっち」という道路の標識通りに行けば、多少回り道ですが、ずっと走り易い国道を通って行けたのです。
そういえば、今年の夏、千葉の大雨の被害については大々的にニュースでやってました。その時は、千葉の人たちは大変だなあと思ったのを覚えていますが、今回千葉に行くにあたっては、全くそのことを思い出しませんでした。所詮、他人事だったんだなあと、自分の他人への無関心さに呆れました。

さて、本題ですが、養老渓谷には養老川沿いに遊歩道が設置されています。多くの人は、下流から上流に歩くのだと思いますが、
今回、私は上流まで車で行って川下に向けて歩くことにしました。
そのため、一番最初に「粟又の滝」(またの名を「養老の滝」)というクライマックスに遭遇することになります。
町営駐車場に車を置いて、渓谷への下り口まで歩きます。途中道路の下を覗くと、紅葉の間からから養老川の流れが垣間見えます。
そして下り口から坂を下って渓谷まで行くと、早速本日のメインメニュー「粟又の滝」です。
滝と言っても、真下に落ちるのでなく、斜面を流れ落ちる感じの滝です。
さて、ここから川沿いに紅葉を楽しみながら、下流に向け歩いて行きます。
渓谷と言っても、関東平野にある千葉県ですから、それほど高い山はありません。したがって、そこを流れる川も高低差が小さく、流れは緩やかです。そのため、湖のよう川面に紅葉を映しているところが多々あります。
また、川底は、このように石畳のようになっているところが目につきます。


ここにも滝がありました。特に名前はないようです。

では、川沿いの紅葉をお楽しみ下さい。

ここが一番奇麗だったかな↓

上を見上げると・・・・↓
湖面のような川面↓



しばらく行くと、川が右にカーブし、急峻な崖に生える真っ赤な楓が真正面に見えてきました。
しかし、この岸壁の下、見てください。
川しかない! 遊歩道がない!
何と、ここで遊歩道が水没していました。↓
これも夏の豪雨の為せる業です。
この遊歩道は、2.5㎞ほどあるように聞いていましたが、まだ、1㎞も来ていないのではないでしょうか。
でも、ここで折り返すしかありません。
でも、下流からスタートしたら「粟又の滝」まで辿り着けないわけですもんね。まあ、上流からスタートしたのが不幸中の幸いとしておきましょう。

ということで、すごすごと「粟又の滝」まで戻ってきました。

上の道路に戻ります。駐車場に戻る前に、この道路沿いに、「粟又の滝」を見下せる場所があるというので歩いて行きました。
いい具合に紅葉も重なり、なかなかの景色でした。
↓この楓、滅茶苦茶背が高いです。かなり下から伸びてます。
少し場所をずれると、こうです↓
滝の横にそびえたつカラマツがかっこいいですね。
滝と反対側の山の景色も奇麗でした。


さて、ここから車で5㎞ほど移動して「葛藤」という地区に行きました。
上の写真、左下に見えるのは「向山トンネル」。
世にも珍しい2階建てトンネルです。
上が古いトンネル、下に新たにトンネルが掘られたそうです。
このトンネルの向こうにも、養老川に沿った遊歩道があります。
さあ、歩きましょう。


↓あの飛び石の橋を渡ります。
↓飛び石の橋の中央から

これを渡った少し先に弘文洞跡があります。これです。
これ、かつてはトンネルだったようです。向こうから夕木川が養老川に流れ込んでいるのですが、ここの河川工事をしたときに造られたものらしいです。明治初期の話。
それが昭和54年(1979年)に、上の部分が突然崩落したらしいです。

さてさて、この遊歩道もここから先は通行止め。入口から400mぐらいしか来ていませんが、戻るしかありません。
こんな緩やかな川も大暴れするんですね。

以上、養老渓谷散歩でした。



風景写真です。
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