2nd Stageトラバース

50代で転職し、第二の人生スタート。
もがいて、笑って頑張るおやじをお届けします。

ボランティア活動への三者三様

2020-02-17 21:30:53 | 防災
市役所から公園清掃受託するボランティア活動には3人の方が応募された。



期待はしていなかったが、一人で公園清掃活動をやるのだけは回避したかったので安堵。





「マンションのためになるから応募しますよ」
「いい事ですねぇ。やりますよ」
顔見知りの人に案内したが、結局応募しなかった人。




応募したけど活動説明会をドタキャンした人。



言葉を交わした事もなく、応募し初めて顔を合わせて、説明会もしっかり参加した人。



三者三様。



「参加しますよ」と言われた顔見知りの方々、嬉しかったが、期待もしていませんでした。
だからがっかりもしていません。



説明会ドタキャンされた方、
「そんなもんだよね」と思っています。
第一回目の活動日だけは案内します。



応募いただき、説明会に出て、LINE交換までして連絡網を作っていただいた方、本当にありがとうございます。
労務費もお約束どおりにお支払します。第一回目の活動が楽しみです。
但し、約束した業務はしっかりやっていただきます。




人の価値観云々とか、
正しい、とか正しくない、なんてどうでもいい。
所詮、自分が仕掛けた事で、端から見ればどうでもいい事なんだから。




一人でもやるつもりだったけれど
仲間が出来て嬉しいです。




折角人が繋がったのだ。
楽しくやろう。


ボランティア活動 人を動かす “理”と“利”と“情”

2020-02-10 23:25:56 | 防災
熊本県の阿蘇地方で毎年行われる「阿蘇の野焼き」は2月頃から開始される。
運営の中心は牧野の畜産家、農家さんだがそれを支えるのは野焼きボランティアに応募した一般人だ。



会費は年間2,000円。



そう、ボランティア活動で参加するのに、2,000円を会費で支払う。



熊本に限らず福岡からの参加者も多く、東京からも参加者する方がいる。





ボランティア活動の本音、本質。
人は理屈が明確で、自分に利益があり
何より使命感や情熱に絆されて

“動く”。




何故、阿蘇のカルデラで大規模な野焼きをするのか(理由)。

ボランティアに参加したら、立ち入り禁止の牧野に入れて絶景が拝めて、安く、美味しい赤牛肉が食べられる(利益)。

何より阿蘇の草原を守らなければならない使命感を熱く語られる(情)。



会費を払ってでもボランティアに参加する、人が動く理由がここにある。




人を動かすには理と利と情。
それが揃っていなければ人は動かない。


上司がいつも語っていた信念。





自分の立場に置き換えた。

町内夏祭りをやる理由は。
参加スタッフに何の利益をもたらすのか。
夏祭りを熱く語れるか。





ボランティアも会社も人を動かす点で同じだ。

「やってくれ」「お願いします」だけでは人は動いていただけない。

「三拍子は揃っているか」
いつも自分に問いかける。
 



(阿蘇牧野からの絶景)

リーダー潰しにはルール無用で蹴り返せ。

2020-02-08 14:40:29 | 防災
「夏祭りをやろうと思っているのですが」



「皆、簡単にそういう事を口ではいうの。火の届け出はどうするの。騒音の苦情は対処できるの。交通事故は考えたの」



何かを変えようと思って懸命に考えても、役付のこんな質問で想いは潰されます。



人の想いを潰すには、思いつきの、たった数個の質問で事足りるのだ。





「あーっ、やっぱりそうなのか」
そう考えた時点で負けだね。



「しっかり調べて報告します。アンケートも取ってみます」
潰し勢力の思う壺だぞ。




相手はね、「面倒くさい」から潰す事しか考えてないんだ。それをルール通りに受け止めるから遣られてしまう。
真面目すぎ。





それで諦めるならそれだけの想いなんだよ。




役付の質問なんて調べもしない思いつき。失礼な話だ。
真剣に考え、真摯に投げ掛けた想いをルール無用で一蹴するなら、ルール無用で蹴り返せ。





「そういう問題はあるかもしれませんが、やる方向で申請します。あなたに申請したのではありません。出来るかどうかは報告します」




稟議ルートなんかすっ飛ばせ。
ルール無用。




「勝負してやる」
変革するには肝を据えて開き直らなきゃ。


戦い方が大事だね。

ボランティア活動の本音

2020-02-07 21:29:35 | 防災
見出し写真は市役所との業務委託契約書です。マンション管理組合が公園の清掃活動を受任し、委託費を頂く契約書。


参加者に僅かですが労務費を払う事ができる。





ボランティア活動の大義はみんな賛成してくれます。でもいざ活動となると人は集まらない。



そんな事を嘆いて自分だけで動くから活動なんか長続きしない。




精神論を語るだけで人が動くと思う方が甘えている。
リーダー失格。




活動して何らかのメリットがあるから
人はボランティアに参加すると考えれば、リーダーは工夫もするし、お金もどこからか引っ張ってくる。こっちの考え方の方が余程分かりやすい。






「みんなの、子供達の公園です。キレイにしましょう」

よりも

「公園清掃一回1,000円!」


の方が分かり易いね。



探せば原資はどこにでもある。
取って付けた理屈と精神論より、皆にどれだけのメリットを提供出来るかを考えろ。




でもね、
清掃スタッフ応募がなかったら笑い者だぞ。



応募がなかったら一年間、一人でやるか。


腹くくれよ。



災害時に大事なのは横の繋がり

2019-12-27 19:36:42 | 防災
どんな防災イベントに出席しても、
「一番大事なことはお隣さんとの横の繋がり」と締めくくられる。
その通りだ。

生きるか死ぬかの問題に、今の防災訓練はあまりに陳腐でいざという時役に立つ
気がまったくしない。何十年も前の学校でやった避難訓練を今だに続け
やっつけ仕事そのものだ。これだけ大きな災害があったのに・・・。

(「防災やぐら」外で炊飯やるときに衛生面で必須だ)

「防災やぐら」が一番のお気に入り。


災害と言えば外で炊飯を思い浮かべるが、食事を地面で直に
作れば衛生面で大問題だ。
そのためにこいう「やぐら」が必須なのだが、竹を組み合わせればすぐ
出来るのに、その結び方がわからない。

大人が座っても大丈夫。
「やぐら」かよー。というなかれ、実はこの「やぐら」を作るにはもう一つの
意味がある。



「お祭り」用のやぐらにする。


先人の知恵には恐れ入る。
防災訓練は祭りで十分事足りる。
冒頭書いたように、災害時に一番大事なことは、被災した人たちが必ず言う
「地域社会の横の繋がり」


「あのおっさんが太鼓叩いてる!」
「あのおばちゃんが踊ってる!」
「みんなも一緒に踊ろうよ!」

皆が一緒に笑っていれば必ず災害時に声もかけられる。
一緒に踊った人たちは、一緒に助け合うことができる。


防災やぐらはこの結び方さえ教えてもらえれば
絶対作れる。

誰かこの結び方を教えてください。 ↓



このやぐらを大きくして、夏祭りに太鼓を乗せて
皆で踊る!
皆で笑って、声掛け合って、災害時には皆で助け合おう。
このやぐらで同じ釜のご飯を食べよう。



これが地域社会の防災訓練のあるべき姿と信じている。