2nd Stageトラバース

50代で転職し、第二の人生スタート。
もがいて、笑って頑張るおやじをお届けします。

ミニトラバース 車寅次郎アタック

2020-10-31 18:41:52 | グレートトラバース
靴ひもの結び方に納得いかずトラバース練習も必要なため葛飾区柴又を目指してアタック開始。

前回、葛飾柴又を訪れ、帝釈天の参道が気に入ってしまったのもゴールに選んだ理由です。




千葉某所から20キロ。
スタート。




江戸川まで順調に踏破。






歩き過ぎで足裏に水ぶくれが出来るのは靴ひもの結び方が悪いからと、教わった。
足の甲全体で靴がずれないように履かないといけない気がする。






演歌にも出てきた「矢切の渡し」通過。

何ともなぁ。
時代の流れは残酷です。





向う岸が帝釈天なので、上流の橋を渡って行きました。





今年は寅さん上映開始から50周年ということで参道も賑わっています。




小遣い握りしめよく行った駄菓子屋そっくりの店もあります。





寅さんの撮影で実際に使われた店。





「おいちゃん、団子一本くんねぇか」




「おいちゃん、愛想悪いぜ。
団子の一本でもよぉ「ありがとうございます」なんてニコニコされたらもう一本買っちまうてもんだがなぁ。
なぁ、おいちゃん」





黒いのは店頭で売ってる焼き草団子。
海苔が着いています。


旨いかどうかを書くなんて野暮ってもんですぜ。
是非、ご賞味あれ。




柴又駅までブラブラしてると・・・。


柴又駅前の銅像。
泣かせる演出だなぁ。これは良い!
いや、本当にジーンと来てしまった。



やっぱりこういう男がいつの時代もモテるんだろうな。


お土産はしっかり買いました。







愚直に歩け。





未熟者アドベンチャーレーサーの挑戦はつづく。

頑張れ ランタナ!

2020-10-30 07:47:40 | 日記
マンションの植栽と言うと
「マンションの資産価値を上げるため」とか「戸建てじゃないんだから面倒くさい」などと、花の可憐さとはかけはなれた意見ばかりが先行する。



街を歩いて綺麗な花に出会えれば、暖かい気持ちになる。
それだけの事でいいだろうに。



ランタナは夏前から大きくなり始め、長い間花を咲かせます。



最初は「花を咲かせない変な奴だ」と思っていましたが、咲かせ始めたら凄い勢いで成長します。





茎も木の枝くらいがっしりしていてカットが必要でした。




緑の葉っぱに赤や黄色の花を咲かせ、見栄えがいい。




秋も深まるにつれ、カットしたランタナもなかなか花を咲かせなくなりました。
秋雨もあり、「雨が降ったから水やりはサボっても大丈夫」だと思っていました。




雨が降らないのでまた水やりをするとまたまたグングン成長し始めました。




「雨水じゃ駄目だ。しっかり目を配って水やりしないと。ごめんな」




子育てと同じだなぁ。人任せじゃ駄目だ。





綺麗な花は行き交う誰かを、一瞬でも和ませるだろう。




そんな想いが拡がりますように。

反逆のトラバース 草加&木更津アタック② 置き去りの踏切の存在意義。

2020-10-26 07:34:32 | グレートトラバース
あの踏切を見逃したのは不覚だった。
絶対、写真に納めなければならない代物。


木更津までの50キロ踏破はこれで4回目だが、足を鍛える以外に目的があるのは今回が初めて。



どうしても忘れられない“あの踏切”がある。




朝、9:00出発。




これから10時間、歩きっぱなし。
昨日、草加市まで歩いた30キロと、今日50キロと・・・。
何かと戦おうとしている自分がいる。




第一目標は30キロ先の姉ヶ崎駅。





会社の健康ウォーキングキャンペーンに意地になって反駁しているのか。



「いや、何かが違う。」



大事なものって何なんだ・・・。






あの3本の煙突が姉ヶ崎のランドマーク。


あの直ぐ側に姉ヶ崎駅があり、“あの踏切”はその約2キロ先にあるはず。



間違いない、見覚えある住戸。
あの横だ。







これだ!
絶対人が通らないような踏切。
両サイドは雑草に覆われ誰も使わない踏切。


向こう側に渡ってみる。


道は閉ざされ雑草に覆われていた。




「君の目的は何だったんだ。今、何なんだ」




改めて向こう側から戻る。


突然踏切が鳴り出した。

「この踏切は見捨てられたのに律儀に役目を果たしているのか!」




電車が恐ろしい程に近い。



遮断機がしっかり上がってゆく。



周りの静けさが昼間なのに不気味さを醸し出し、一方、見捨てられても役目を果たす物悲しい遮断機、哀れな警告音。



「今日の50キロ踏破は君に会う事が目的だったのに・・・」






誰にでも存在意義がある。
自分がけなした会社の「ウォーキングキャンペーン」も、運営している人間は自分を殺して頑張っているんじゃないのか。



皆から馬鹿にされても家族のために会社の指示を遂行しているんじゃないのか。




夢に向かって楽しむ事は幸せな事だが、自分を殺し歯をくいしばって生きている価値観を非難できるのか。



人の評価はどうでもいいと言いながら
卑しくも自分は人を評価している事に気づいていなかった。





「また会おうな、踏切君」






「行くぞ!」




残り木更津まで17キロ。
万歩計は50,000歩を越えた。




「明日、歩数を入力したらウォーキングキャンペーン運営サイドもビックリするぜ。喜んでくれるだろうか」






未熟者アドベンチャーレーサーの挑戦はつづく。

反逆のトラバース 草加&木更津アタック①

2020-10-25 07:40:06 | グレートトラバース
コロナ禍による在宅勤務の増加のため会社で「健康増進歩こうキャンペーン」なるものが開催されている。





「凄い歩数ですね。何かやっているんですか」会社の運営担当部門から問い合わせがありました。





房総半島グレートトラバースのことなぞ話すつもりもないし、そもそも社員の健康にまで「あーだこーだ」口出しされるのが腹が立つ。




「余計なことをやらせて従順か見てるだけなんだからハイハイ言ってやればいいんだよ」





そういう奴らが俺をリストラしたんじゃねぇのかよ・・・。







行き先を色々変えて長距離を歩く練習
しています。
今日は埼玉県草加市にへ向かうことにした。

スタートは11:30と遅くなりました。




江戸川を渡るのはいつもの事だが、渡る橋が違う。


葛飾八幡宮。
電車の踏切とセットになっていていい雰囲気。
近場にあるのに知らなかった。


本日、江戸川を渡る橋はこの橋だ。




江戸川を北上し、一旦、東京都葛飾区に向かいます。



単調な江戸川沿いの道路だが、綺麗なので足取りも軽い。




葛飾区と言えば「わたくしぃ、生まれも育ちも葛飾柴又」でしょ。




勿論、はずしません。




「帝釈天」




映画のイメージよりも重厚だ。


「帝釈天の産湯に浸かり、姓は車、名は寅次郎・・・」

この水がその産湯なのか。




寅さんが育った商店街は映画のイメージそっくりだ。






ここが映画の基になった団子屋!


帝釈天と帝釈天門前商店街が楽しくて予定以上に寄り道し過ぎました。





あとゴールまで2時間半。


東武線の金町行きは単線か。


路面電車のようでこれも新発見。


葛飾区、なかなかに面白い処です。




葛飾区から中川を越え足立区へ。




そして埼玉県に突入。



草加市に入った時には既に日が暮れていた。

スタートから約28キロ。






「健康のために歩きなさい」





会社から言われる筋合いではない。






会社に媚びて、もううんざりだ。





自分の健康くらい自分でケアします。
自分でやりたい事があるから「歩くのです」
上っ面な理由で付き合わせるな。時間のムダだ。






寅さんのようなフーテンにはとてもじゃないがなれないけれど、見せかけだけの理屈や数字で縛るなら、桁違いの結果で返してやるよ。



明日も木更津まで歩いてやる!


未熟者アドベンチャーレーサーの挑戦は明日に続く。


房総半島グレートトラバース 挫折

2020-10-20 23:30:50 | グレートトラバース
炎天下の房総半島トラバースは本当にきつかった。






雨傘を日傘代わりに使い、朝7:00からさしっぱなしだ。



目標中継点の長浦を前に、1時間も予定をオーバーしてしまう。



手前の姉崎イトーヨーカドーに入ってからだを冷やさせて頂いた。
イートインコーナーでたむろっているおばちゃんたちは、異様なおっさんが汗まみれで乱入して来たので呆気にとられている。





「1日30キロまでしか歩けないよ」





うとうと10分、2回も寝入ってしまった。







イトーヨーカドーに感謝。






先を見れば炎天下に続く直線道路。




ここまでに水を4リットル、おにぎりを食べる気がしない。





木更津川崎アクアラインを見ても胸に沸き上がるものもなし。






明日、歩けないよ。





木更津駅に着いたのは17:30。


予定を2時間オーバー。






挫折感満載だ。






もっと鍛えなきゃ。もっと歩く練習しなければ。重いバックパックを背負って・・・。






練習と計画のやり直し。




次はせめて富津まで。
館山は遥か彼方の目的地に思える。







銚子までのグレートトラバース。






お土産がない木更津でアサリのつくだ煮を買った。







「自分への慰めか・・・」






千葉行き電車の案内掲示板を見たら思わず泣けてきた。




甘く考え過ぎた。無謀だね。
敗者には挫折しかない。