昨年はマンションのラジオ体操をzoomで開催したが、面白くも何ともない。
顔を合わせば、言葉を交わせば、皆、夏の厳しい一日に立ち向かう勇気が沸いて来るんだ。
コロナ禍⇒リモートの方程式が出来上がっていて、安易すぎた。
ラジオ体操を実施していた団体もあったが、クラスターなど発生していなかった。
楽しやがって。
コロナを「逃げ口上」に使っただろ。
ラジオ体操なんかやれないなら止めてしまおうと思ったよな!
ずるい奴だな。
「ラジオ体操なんか誰も来ないよ」
嘘つけ。
来るよ。
公園のすみっこで恥ずかしそうにしてる子。
お父さんとお母さんが昨夜、喧嘩していたと、呟く子。
小さい兄弟の手を引いて来る子。
「この子達は何と言って家を出て来るのだろう・・・」
子供それぞれに事情があって、それでもラジオ体操に来て、無心で体操して、また現実に帰って行く。
子供には生きる力が漲っている。
話せ。
もっと話せ!
子供が笑顔になるまで
子供に話しかけろ!
子供に勇気を与えるのは大人の役目だ。
顔を合わせば、言葉を交わせば、皆、夏の厳しい一日に立ち向かう勇気が沸いて来るんだ。
そのためにラジオ体操があるのなら、馬鹿もやりがいがあるってもんだ。
もうすぐ夏休み。
夏の楽しさは、昭和生まれのおっさんが教えてやるぜ!
夏はラジオ体操から始まって、午前中に宿題をして、午後は友達と走り回り…夜は盆踊り大会!みたいな昭和の当たり前は、今思えば、当時の大人達が頑張っていたんだなぁ、と思います。