七十歳未満で、年金で楽しく遊んでいる、あるいは時間を持て余している老人が多い。一方日本の労働人口は急激に減少している。七十歳までは働く、働けるようにすることが必要。
私の家の近隣は老人の町と化した。毎日老人たちは何をしているのかしらないが、独特の沈滞ムードが漂う。日本全体が急速にこのようになつているのを感ずる。老人の活性化が必要である。
バスにのつても、整形外科に行っても、買い物に行っても、どこへ行っても老人ばかり。これだけの老人たちを支える若者や子供たちが育つているのか。若者たちよ、子供たちよ、がんばつてくれ!
ペツトの高齢化が進んでいる。犬、猫は人間と同じように介護が必要。老犬を介護して散歩する老人をよく見かける。長年大切にしたペツトを簡単に見捨てることができないのであろう。老人、老犬、老猫社会になった。
単なる長寿は個人にとつて果たして幸福か。医学の進歩などにより生きてはいるが、本人たちは生きがいを感じて生きているのだろうか。医学の進歩は確かに素晴らしいが、同時に老いて生きることについてもつと考える必要がある。百歳を超えて生きる人の数が問題ではなく、生きがいを持って生きる人の数が問題である。
街を歩いて目につくのだが、動き回る老人は女性が圧倒的に多い。男性老人は仕事を辞めると急に不活発になり家に引き籠もる。目的を失い家の中を漂流する。人はこれを粗大ごみという。
老人は比較的金持ちである。政府はこの老人たちに金を使わせるようにあるいは金を取り上げるように仕向けた。老人になると物欲がなくなる。むしろ自分の死後を考えて身辺整理を始める。沢山の老人たちが百貨店などを徘徊するが、消費拡大に貢献するものとは思えない。最近のように将来が不透明で、不安一杯になつては、老人の心がよくわかる。
女は男より長生きする。女は家事ができるが男は出来ないことが多い。女房が死ぬと旦那は一人で生きられず早々に死ぬことが多い。旦那が死ぬと女房は楽しく遊んで長生きすることが多い。女の生命力の逞しさを感ずる。
読者登録ありがとうございます^^*
今の日本で
70歳まで働くってとても大切なことかもしれませんね!