キセルⅩ(kiss sell x)の活動

様々なカルチャーを通して生きていく活動日記

sweet 90's bluefilm -2

2007-12-25 18:55:15 | Weblog
久々に書きます。
今回は、思い出旅行の一部の恥部を書きます。


田舎暮らしを余儀なくされた私でしたが、その会社
年に一回
20日間の公休消化休暇があるのです。

その休暇は12/1~12/20
という微妙な間。

今まさにこんな季節だから思い出す、クリスマス前の甘いモモイでに浸って、加工と思います。

そう、実際の話を、「加工」して書きます。


タダ単に20日間休みを貰ったらどうしますか。
そうですか。

金も無く彼女も無い20日間の休み。


考えただけでも癒鬱になったので、当時Iモードに変ったばかりの携帯を片手に、
閃きました。

嬬恋での仕事中に、「出会い系サイト」なるもので、東京の女子と仲良くなって、
丁度、僕が東京に滞在する何日かの恋をしようと。

まーなんとも都合のいい考え方。

出会い系サイトも今では当たり前のようにあるけど、当時は出始めたばっかで、珍しかった。だけに怖かったし。


どうせうまくいきっこねーや!へん!!

なんて思ってやってたら、これが上手くいったのさ。


なんでも、登録しなきゃ女子のプロフィールが見れないっていうので、登録だけして、女子を物色してもなかなか勇気が出ずにいると、一件のメールが。

自分のアドレスと電話番号が大胆にも書かれたメールがきた。
僕は、あせった。
怖かった。

でも勇気を出して、返信をした。


音楽が好きで
小柳ゆき似
歳は同じ歳
中野在住

らしい。

これは!!とオモイメールを何度かした。

するとどーだろう。

一日に何回かたわいも無い会話をメールでしているだけなのに、あたかも恋人がいるような、錯覚を覚える。
顔とかは適当に自分のいいように想像してる。

なんだか毎日がその娘とメールしてるだけで幸せな気持ちになれることが、不思議でしょうがなかった。会ったことも無いし

2週間くらい毎日メールしたある日

11月も最後の週になったので、内心焦っていた。

実際会いたい気持ち
会って、嫌われたくない気持ち

が交互にあった。


しかし、ここで会わなかったら、東京に居られるのは20日だけ
その後は、また田舎暮らしだ。
自分は、東京在住ということで偽っていたので、この休みを逃したら、ずっと会えないままである。。。

意を決して
「12月に入ったら、会おう」

とメールしてみた。
後半は無いという目論みで。

そしたら
「いーよ、でも私外見に自信がないから」

という内容だった。

まさに、男女の心理戦
僕も自信が無いからお互い様というジャブを繰り出した、次に
ワンツーのツーを的確に打ち込んだ。

「今会わないと、ずっと会えないままだと思う。
それはさすがに嫌だなと思ったから、勇気を出して言ってみた。」

ある意味賭けだったけど、成功した。


それで、見事に12月10日くらいにちょっと早いクリスマスデート(自分の中でだけ)ができた。


新宿のサザンテラスで待ち合わせしたんんだけど、緊張しすぎてぶるぶると震えたのを憶えているね。

彼女はスレンダーな感じで、かわいらしい子だった。
内心、すげーー嬉しかった。感動した。
ケツがプリっとした感じで。

と、少し落ち着くと僕は不安を覚えた。


やべ。


絶対こういう可愛い子は俺みたいなのは嫌いだな・・・

と、ネガーな部分が出てきた。

デートは3丁目の雰囲気のいい音楽のかかるバーに決めた。



つづく