11/3から5連休だったのですが、
天候といろいろで 11/5の金曜日1回しか出撃
できませんでした。
それでもせっかくの機会なので美ヶ原まで
プチ遠征してきました。
前回美ヶ原に行ったときは高原美術館側でしたが、
今回は自然保護センター側です。
こちら側は初めてだったのですが、オフシーズンのためか駐車場も
空いてました。(11/25で道路が冬季閉鎖になるようです)
現地では夕方設営時は快晴だったのですが、セッティングしている間に
曇ってきて9時頃から1時間ほど晴れてまた曇り、その後12時過ぎ
からは朝まで快晴、気温も0℃くらいでしたが、無風だったため
体感温度はそれほど低くなく、一晩中外にいてもそれほど苦には
なりませんでした。
撮影順とは異なりますが、まず最初に結構いい感じに撮れた
これをアップします。
NGC2953 トールの兜星雲
Skywatcher DOB GOTO 12" F3.65
Ackermann 2in coma corrector/ reducer 0.73
L:ASI294MM PRO gain390 -0℃ 10sec × 200 UV-IR Filter
RGB:ASI294MC PRO gain390 -10℃ 10sec × 86 UV-IR Filter
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トールの兜は昨年撮影した際はシーイングが悪くボテボテ画像しか
撮れませんでしたが今回はなかなか良く写りました。
さすがは標高1900mの美ヶ原です。
ただ、星雲がこれだけよく写ると星像をもう少しなんとかしたい
という欲目が出てきますね。
輝星のハロとか微妙に流れているところとか・・・。
あと、斜鏡スパイダーの光条もLとRGBで角度が微妙にズレてます。
(これは鏡筒回転できないので合わせようがないのですが)
これまでDOBの追尾精度では仕方ないと思っていたのですが・・・。
ハロは主鏡押さえも影響していると思われるのでマスクを
検討したいと思います。
追尾精度は、もっと撮影枚数を増やして、その中から厳選するという
本来のラッキーイメージングでの対応が必要になりますね。
それこそ一晩に1対象くらいのつもりでやる必要があると思いますが、
せっかくなのでという気持ちが出て対象数を増やしてしまいます。
その辺ちょっと検討してみたいと思います。