船便到着後も仕事やゴルフや天候不順など
いろいろ理由付けして天文活動をさぼって
おりましたが、2月2日結構天気が良かったので、
重い腰を上げてZTF彗星を撮影してみました。
この状態で部屋の中で組んでそのままベランダへ
(この写真は後日撮影したものです)
一応ガイド鏡も取り付けましたが今回撮影はガイド無しです
AZ-GTe,ミルトル400ED,AZI294MC Proを
ベランダにセッティング
部屋のベランダは北向きなんですが、光害で空が明るくていまいち
北極星がよく見えないので、ASI AirのPolar Alignで極軸を合わせて
撮影しました。彗星のある方向はこんな感じです。
肉眼ではほとんど星が見えない状態なので導入できるか少々心配でしたが、
AZ-GTeの自動導入でなんなく導入できました。
(極軸合わせもアライメントも大丈夫でした)
ZTF彗星(C/2022 E3) 30秒1枚撮り
長秒露光すると真っ白になってしまうので今回30秒露光としましたが、
彗星の動きも早そうなのでこのくらいでちょうどよかったかもしれません。
ただこれでも画面内色カブリが出てます。(左側が赤い)
そのまま部屋のソファーでIpadの画面を見ながら25枚撮影。
今まで日本では外か車の中だったので憧れのお気楽撮影です。
しかも気温25℃。
(日本の皆様は極寒の中での撮影ですよね・・・すみません)
この日は次の日仕事だったので撮影しただけでしたが、
後日撮影した25枚をコンポジット。
久しぶりなのでSI9の使い方少々忘れていましたが、なんとか
彗星基準で位置合わせコンポジットして画像処理できました。
ZTF彗星(C/2022 E3) 30秒×25枚コンポジット
KENKO MILTOL 400ED William Optics Flat6AⅢ AZ-GTe赤道儀モード
ASI294MC PRO gain240 0℃ CBP+UVIR 30sec×25枚
ASI294MC PRO gain240 0℃ CBP+UVIR 30sec×25枚
光害の中では淡いイオンテールは強調してもカブリに埋もれて出てこず、
少々残念な結果ですが、なんとか初撮影にこぎつけることができました。
次は空の暗いところで撮影ができたら良いのですが・・・。