眼視でのファーストライトは18年10月ころでしたが、
12インチドブの眼視のレビューはいろいろと紹介されていますので、
ここでは撮影のファーストライトの話をさせていただきます。
(アイピースのレビューなんかはまたおいおい)
12インチドブの眼視のレビューはいろいろと紹介されていますので、
ここでは撮影のファーストライトの話をさせていただきます。
(アイピースのレビューなんかはまたおいおい)
☆(撮影の)ファーストライト
18年9月に購入して以来、約1年間でひととおりメジャー天体を見てしまい、
18年9月に購入して以来、約1年間でひととおりメジャー天体を見てしまい、
昨年の9月頃には購入当初の熱意が若干薄れ、少しテンションが下がりぎみな
goto debuでした。
それで、ちょっと写真も撮ってみようかという気になったので、
ネットでいろいろ調べたところ、主に系外銀河の写真を撮られている方が何人か
おられることがわかりました。
アップされている写真を拝見し、自分も手元には6Dもあるし、ちょっとやってみるか・・・と思いたち、眼視で何回か行ったことがある安曇野の某美術館の駐車場へ
向かいました。 ・・・昨年の9月8日のことです。
あくまでも試しにというつもりで、この時点ではリモートシャッター未購入で、
ただカメラとコマコレをdobに取り付けての撮影です。
6D+Tリング+F5コマコレクター
なるべく時間を短くするためにISO感度は8000~10000くらいにして、
露光は10秒から15秒くらいかなとあたりを付けました。
露光は10秒から15秒くらいかなとあたりを付けました。
そうは言っても、シャッターを手で押したらブレるよねという知識は働いたので、
セルフタイマーでシャッターを押したらDOBの近くで立ちすくんでじっとしているという作戦です。
セルフタイマーでシャッターを押したらDOBの近くで立ちすくんでじっとしているという作戦です。
撮影後の6Dの背面液晶でのプレビューでは、ぱっと見結構写ってる!!という
感じだったので、拡大して確認もせず浮かれて写真をとりまくっていました。
喜び勇んで家に帰り、PCに落としてみると・・・・
落胆しました。ブレまくりです。
背面液晶見難いし、暗いと瞳孔開いて目の被写界深度が・・・、最近老眼が・・・
という言い訳はさておき、星は点になっていませんが、目は点になりました・・・。
M42
skyawatcher GOTO DOB 12'
口径305mm F5 1500mm
EOS 6D ISO8000 15秒×1
他にもいろいろ撮りましたが、みんな同じです・・・
おかしい・・・・
・ネットで見た方々のGOTO DOBで撮った写真は星が流れていないのに・・・
・条件が良ければ30秒くらいでも星が点で写ると書いてあったのに・・・・
・特に風もなかったし、近くに立っていたのがいけない?
・アライメントはきっちりやって、「アライメント成功しました」って出てたのに・・・
・水平出しは少し適当だった気がしたけど・・・そのせい?
・もしかしてgoto debuのはハズレ機体だったのでは?
・ネットで見た方々のGOTO DOBで撮った写真は星が流れていないのに・・・
・条件が良ければ30秒くらいでも星が点で写ると書いてあったのに・・・・
・特に風もなかったし、近くに立っていたのがいけない?
・アライメントはきっちりやって、「アライメント成功しました」って出てたのに・・・
・水平出しは少し適当だった気がしたけど・・・そのせい?
・もしかしてgoto debuのはハズレ機体だったのでは?
かなり悩みまくりました。
でも、よくよくブレている星像を見つめていると、一方向に薄く伸びた線と、
でも、よくよくブレている星像を見つめていると、一方向に薄く伸びた線と、
点との組み合わせになっているように見え、何か1方向に一瞬動いているような・・・
追尾精度的なブレではないように思えます。
M42拡大
もしかして・・・25年以上前の記憶が蘇ってきました。
そういえば!!・・・ミラーアップしてないし・・・!!!
そういえば!!・・・ミラーアップしてないし・・・!!!
一番基本的なことをすっかり忘れていました。
フィルムのころ、星の写真を撮るときは必ずミラーアップしていました。
もしかしてこれはミラーショックなのでは?
急いで6Dのマニュアルを引っ張り出して来て調べました。
で、6Dの場合ミラーアップしたままにはできず、シャッターを押すごとに
で、6Dの場合ミラーアップしたままにはできず、シャッターを押すごとに
ミラーアップ、露光と順送りになることがわかりました。
それで撮影方法を考えてみたのですが、
6Dでセルフタイマーと組み合わせた場合、実際にはシャッターを押すと
ミラーアップ後にセルフタイマーが作動、シャッターが切れます。
しかし、この時は実際にカメラで確認もせず、
シャッター押し⇒ セルフタイマー作動 ⇒ ミラーアップ ⇒
もう一度シャッター押し ⇒ セルフタイマ-作動 → シャッター開、露光
めんどくさ!!!・・・
となると思い込んでおりました。
それでまたしばし考え込んだところ妙案を思いつきました。
10秒露出したいなら、15秒に設定して、筒先に蓋をかざしておいて、
10秒露出したいなら、15秒に設定して、筒先に蓋をかざしておいて、
シャッターを押した後振動が終息したと思われる5秒後くらいに蓋を
どければいいんじゃないの?
この蓋を
筒先にかざしておいて、5秒数えたらどける
(かなり昔は月や惑星の撮影でこの方法を使っていたような気が・・・・)
よしそれで行こう!!
と考えて、再度勇んで撮影に向かったのでした。
果たして結果はどうなったのでしょうか?
続きは次回。