2021年8月1日
暑い一日が終わり、梅雨明け以来ようやく安定した星空に出会えた。
焼けたベランダからの放射熱を少しでも減らそうと夕方頃から何度も床と周辺の壁に水まきしながら準備にかかる。
9時過ぎから久しぶりの土星、木星が東天に見えてくる。
土星の周りには5個の星々が見える。
時折強い風が吹くものの本日のシ―イングはかなり良い。
これらが衛星かどうか調べてみるも、意外にも土星の衛星に関する情報が少なく、これらの素性が分からず終いのまま再度望遠鏡のもとへ。
早々に木星に移動すると、ガリレオ衛星が4つ全て綺麗に見えている。しかも、各々の円板像が随分はっきりと見えていて、きっちりとピントが出る。
下の写真の左手の木星に近い方がエウロパ、離れた方がガニメデ、さらに大きく離れた左手(西)方向にカリスト、木星を挟んで反対側に唯一イオがいる。
ガニメデ、カリストは大きめでイオやエウロパの1.5~2倍程度の視直径か。
試しに表面模様が見えないかと1200倍まで倍率を上げて覗いてはみたが、模様までは観察できなかった。
久しぶりの木星写真(↓)は8月1日21時30分、30cm250倍コリメート法にて。大赤班のない表面は多少地味目だが、STB領域に白斑がいくつも発生していた。
8月4日23時30分~ 木星、土星の衛星
8月5日2時30分