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私の愛機は8cmMARK-X

8月6日夜半、梅雨明けの火星

ようやく梅雨が明け、この3日間は夜も晴れている。
7月は満足に晴れた夜がなく、知らないうちに木星も早い時間から姿を見せるようになった。 はやる気持ちはあったものの、先週末から腰を痛めてしまった。 過去2日間、晴れていたにもかかわらず、腰の様態を考え望遠鏡を持ち出すことをひかえていた。
 Dob12"はわずか5m移動するだけでも、やはり重い。 鏡筒部と架台をそれぞれ別けて運び出す際にも持ち上げる時には気合を入れて息を止めて運ぶ。 時折欲を出さずにDob10”を買っておけば良かったか、と思う時がある。

 昨日は帰宅が遅くなり、木星はあきらめたが、火星が東の空高く見えていた。 まだ万全には程遠い腰ではあったが、十分注意しながら意を決してDob12"をベランダへ持ち出した。
シ―イングは意外と良い。時折南風に乗って薄雲が流れてくるが、大きくなった火星がよく見える。
筒内気流が落ち着いた頃を見計らって5ショットほどのビデオ撮影を済ませる。
3時を過ぎ、東の空にはびっくりするほど明るい金星があった。 望遠鏡を向けて覗いてみると、きれいなのっぺりとした半月状をしていた。 もう少し高度があがるのを待てば、宵の明星に比べ落ち着いて良像の金星を撮影できるはずだが、撮影対象としてやはり他の惑星に比べモチベーションが落ちる。
というわけで望遠鏡を片付け室内へ。
本日の最新の火星を一枚(12”で600倍のコリメート撮影)。


早朝の火星を見た同日の晩の木星と土星である。
強風が常時吹いていたため早々に引き上げたがシ―イング自体は悪くなかった。大赤班が隠れそうで急いで撮影、ついでに土星も、といった30分程のイベントだった。それぞれDob12"の250倍コリメート撮影









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