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転生勇者戦記 勇者の孫が世界を救う 第三話

2024-10-10 11:26:06 | 日記
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学校に着いた僕とラグーンは、教室に入室した。学校は二階建てで、教室は三部屋しかない。

先生も三人しか居なくて、先生達は大忙しでせわしなかった。

授業の準備や、生徒の登校の見守り色々な事をやらなくてはいけない。

前世で僕もそうだった。やるべき仕事が多くて残業や、失敗をして怒られたり。大人は嫌なことだらけだ。

学校は前世の田舎にある、学校みたいだった。

「ラグーン君に、アレン君。おはよう」

この女の子はリサベル・トーマスで、魔法を使うのが得意。まあ学校で習う初心者魔法だけどね。

リサベルは男勝りな女の子で、力も強い、頭も良いで、良いところだらけだ。

そんなリサベルだが、人見知りが激しくて、僕とラグーン以外とは、あまり仲良く出来ていない様たった。

因みに僕は初心者魔法の他に、中級魔法を少し使える。勇者の孫の力だ。

リサベルは僕たちに近づくと

「今日の放課後、魔物の森に行きましょ。いいかしら」

魔物の森というのは、大人達が絶対に入ってはいけないという森の事で、通称開かずの森と呼ばれている。

入ると無事に帰ることは出来ない、そう言われているのだ。

僕はとても魔物の森には入りたくないが、ラグーンやリサベルが行くから大丈夫だろう。

「いいぜリサベル、アレンも行くよな」

大丈夫だろうけども、やっぱり怖い。行きたくないな。だけど友達が行くんだ、僕も行かないと。

自分の中で行くか、行かないかで、闘っている。友達が行くのに怯える僕と、勇敢な僕、どっちが勝つのか?

「行くよ」

勇敢な僕が勝った様だった。しかし夜に行くしか無いだろうな。昼間は大人の目があるから、注意されてしまう。

だから出発は、夜のほうが都合が良いのだ。リサベルもそれを解ってるみたいで、リサベルは

「今日の夜中十二時に開かずの森前に集合よ、良いわね」

「「おう!!!」」


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