Gran Cavallo !! しんタマのBLOG

〜オトコの趣味ブログ〜 

ファッション、マネー、などなど

< Clothes > ビスポークのサドルシューズ

2023-12-12 21:18:00 | 日記

インソールには誇らしげに 

“Completamente fatto a mano su misura” の文字が


待ちに待ったSpigolaの注文靴が完成。




木箱の中には、ヘリンボーンのシューバッグ




(この袋も、今回はどんな生地だろう?なんて、ささやかな楽しみだったりする)


3足目となる今回は『サドルシューズ』

IVY・トラッド好きな自分にとって、是非ともワードローブに加えておきたかったアイコン的な靴。




アメリカンテイストな靴であるサドルシューズをイタリアで修行を積んだ鈴木さんが表現すると、力強くも野暮ったさとは無縁の素敵な靴が出来上がりました。



スエード×シボ革のコンビは、オーダー品ならではの素材使い。

これが意外と、既製品にはありそうでない。


この組み合わせは、新潟の老舗ショップ 『ノーザンアイランド』が Crockett & Jones に別注したサドルシューズから着想を得たもの。

夏の暑い日、タナベ店長がシアサッカーのマルチチェックのBDシャツにシャンブレーのワークパンツという装いの足元に合わせていたのが、コチラの靴。


派手なアイテムを組み合わせているにもかかわらずサラッと気楽に着こなす姿がそれはもう本当に格好良くて、自分も欲しくなってしまったのですが、残念ながら在庫はなく手に入れることが叶いませんでした。


それから何年たっても頭から離れることのなかったあのサドルシューズ、その思い出が鈴木さんとの出会いを経てついに現実に。


オーダーにあたっては、ノーザン別注の完全な模倣ではなく、今の気分を落とし込みました。


まず、アッパーはイルチアの銀付きスエードで、色はcurcuma(ウコン色?)。



ミュージアムカーフで有名なイルチア社がスエードも作っているとは知りませんでした。

ヌメりのある上質な手触り。


サドル部分はデュプイのシボ革。



ハッキリと主張する大きめのシボ。明るい茶色はスエードとのコントラストもちょうど良し。


この靴の命とも言えるサドルの形状は、REGALAldenに見られるような後ろ側が直線的なタイプではなく、曲線的なラインを描くように




ソールはダブル



さすがにシングルと比べると多少の返りの悪さはあるものの、履き心地は上々で流石のフィッティング。



出し縫いは、踵をグルリと一周させるダブルウェルト(360°ウェルト)



にもかかわらずスッキリとしたこのお尻。


ダブルウェルトにした影響で、見た目のクビレは控えめ。




ヒールの飾り革はアッパーと同じくスエード。



注文の段階では『ヒールに飾りを付けてください』とだけお伝えしていました。

敢えてサドルと同じシボ革を当てなかったところに、この靴の特徴とも言える『土臭さとエレガントさの絶妙なバランス感』が現れている気がします。


アメリカンな意匠とSPIGOLAの靴作りの化学変化で生まれた素晴らしい靴。

白シャツとジーンズにサラッと合わせて… ツイードのコートなんかとトコトン土臭くコーディネートの妄想が膨らむなぁ。


< Clothes > CINQUANTA :A-2フライトジャケット

2023-12-05 21:01:00 | 日記



この秋冬の買い物。

CINQUANTA の、Type A-2

BEAMS F 45周年の記念商品のひとつ。


数あるレザー系フライトジャケットのなかでも王道、定番といった印象のA-2

その歴史の古さのみならず、マッコイズをはじめレプリカ系ブランドの現行品は20万円オーバーのものもあり、いろんな意味で憧れの逸品。


ついにワードローブに加わりました。


色は所謂シールブラウン。


他のモノと合わせやすそうな焦茶色。

レザーはホースハイド。少し硬さのある革ジャンらしい着心地。


アームホールは小さめなので、あまり中には着込めなさそう。

そこはオリジナルA-2自体がそもそもライトゾーン用に作られているので致し方無し。


襟裏のボタンは省略。

そして台襟はあるのか無いのか分かりにくい仕様(笑)


首元のホックは再現。

(たぶん使わない)



エポーレットは廃されています。


(エポーレット嫌いのワタシとしては嬉しい別注ポイント!)


ジッパーはCINQUANTAでよく用いられている形状ですが、いつものピカピカなヤツではなくビンテージ調のマットな質感。



腰ポケットはボタン留め。

オリジナルはスナップボタンなので、ここは最も目立つアレンジポイント。


(ポケット脇にはハンドウォーマーあり)


オリジナル同様、背面は一枚仕立ての贅沢なレザー使い。



シャツのような襟、ポケットの少なさなど、軍モノらしからぬ端正な佇まいが魅力的なA-2

アクションプリーツもないし、こんなのを実際のフライトでホントに着ていたのか正直懐疑的(笑)

でもやっぱり、カッコイイですね〜


(以下、雑記)

就職して数年目の頃、「頑張って買っちゃいました」と某レプリカブランドのA-2を身に纏っていた後輩の姿がカッコよくて


「自分もいつかはA-2」と羨んだのも遠い昔。


その後、そんなことはすっかり忘れていたんですが、ここのところの個人的なアメカジへの原点回帰やショート丈ブルゾンのマイブームが重なって、俄然A-2G-1のようなフライトジャケットが気になっていたトコロにこの出会いが。


元々シンプルなA-2がイタリアブランドのフィルターを通して粗野感を削ぎ落とされ、更にスッキリとした雰囲気に落とし込まれており、非常に心惹かれて購入に至りました。


もはや「オリジナルのA-2を知らない人にとっては単なるフツーのレザーブルゾンにしか見えないのでは?」と思えるほどに匿名的なデザイン。

でもまあ、今回は時代考証や再現のリアルさはそこまで重視していなくて、A-2的なものを街でキレイ目に着たい、という願望がメインだったので、悪くない着地点かなと感じています。


< Money > 2023年度上半期の資産レポート

2023-10-01 22:02:27 | 日記

サボりにサボって、6・7・8月のレポートができていませんでした…

8月に資格関係の最終試験があり、休日もその準備に充てていたような状況で、

なかなかブログを更新する余裕もなかったというのが正直なところです…

無事に合格できたところで、ほったらかしにしていた資産状況の振り返りレポートです。

 


 

【資産推移】

本当にこの上半期は出費が多く、テレビ買替え、自分の車の車検、カミさんの車の買替え、親の還暦祝いなどなど…毎月のように大きな出費が強烈なボディブローの如く飛んでくる苦しい状況…

そんな中でも家計と分けた資産形成はどうにか継続できており、4月以降は米国株の好調もあり金融資産はよく増えてくれました。

 


 

【貯蓄額】

 貯蓄ルール 

 毎月一定額を貯蓄(ボーナス・臨時収入を除いた収支を参考に貯蓄額を設定)

 設定した年間貯蓄額に対し、収支がマイナスの場合は貯蓄額/支出を見直す

 貯蓄内訳:定期預金、保険、個人年金、投信積立

 

前述のとおり、上半期は出費が大きく、目標貯蓄額に対して収支が赤字となった月が2回ありました。

しかしながら前年度からのプール金を加えて、さらに大きな出費を上半期・下半期の2期に分けて償却することで総合的にはボーナスを含まずに目標貯蓄額プラス24%とまずまずの黒字で終えられています。これは金額にすると半期の家計の増額目標と同じくらいなので「どうにか出費ラッシュを凌げたかな」といったところです。

下半期は、先送りにした出費を消化するところからスタートとなるので、頑張ってやりくりしていきたいと思います。


【資産運用】

コア資産 =

コア資産は主にマイホーム資金としての位置づけ

インデックス型投資信託の定額積立を基本とし、利回りは年3%想定

2023年10月から積立開始、10年後をゴールとする

無リスク資産も用意しながら目標金額の達成を目指す

■ 投資信託

1.ニッセイ 外国株式インデックスファンド

2.SBI・新興国株式インデックス・ファンド

3.eMAXIS Slim先進国債券インデックス

 

■ 無リスク資産

個人向け国債 変動10

 

現在の資産配分は以下のとおり。

リスク資産:無リスク資産=7:3になるよう調整中ですが、だいぶん目標に近づいてきたかと。

(こちらが資産形成開始当初のアセットアロケーション↓)

 

新興国株式についてはリスク資産の中に占める比率を15%以下まで減らすことを目標に、現在テコ入れ中。新NISA制度の開始までにケリをつけるつもりで、4カ月で2%のリバランスが達成できている状況です。このままいけば12月末までにはほぼ15%になっているのではないかと思います。

 

コア以外 =

・目的は、将来的にローンの支払いや生活費が増えた場合でも無理なく投資を継続できるよう、その原資としてインカムゲインを得られる環境を構築すること

・半期ごとの余剰資金の中から投資余力を設定し、その中でやりくりする

■保有銘柄

  1. (8984)大和ハウスリート
  2. (3292)イオンリート

年間の配当金目標を定めており、それに向けて購入していっています。

現状、すでに目標達成できていますが、一部に平均購入単価の引き下げのためのナンピン買いを含んでいるので、下半期でそのあたりの売却と他銘柄の購入ができれば、と考えています。

 


 

【今後の計画】

◆短期的目標

特になし

◆中期的目標

1.インカムゲイン環境の構築

◆長期的目標

1.iDeCoの開始

 

自動車保険の見直しが完了し、短期目標はいったんクリアとなりました。不要な特約を削ったり、ライフスタイルの変化に即した見直しを行って、保険料がかなり安くなりました。投資も大事ですが、やはり固定費の削減が足元を固める意味でも最重要だと考えています。

 


< Clothes > Luca Avitabile: Friday Polo

2023-09-12 20:58:00 | 日記

ナポリのカミチャイオ『Luca Avitabile』のフライデーポロ。

秋に向けて、以前から気になっていたコチラのポロシャツを購入しました。




藤田雄宏氏が手がけるAfterhours で取り扱いがあるのですが、いかんせんWebショップのみなので試着ができない。

そして試着無しで買うには勇気のいるお値段


だったのですが、偶然にも千駄ヶ谷にあるセレクトショップ「Sharon」にてセール価格で半額ほどで売られているのを発見!しかも目当ての色だったグレー!

思いがけずお得にゲットすることがでました。




まず驚いたのは、手に取った時の柔らかさ。

ナポリのマーチャント「Caccioppoli」のカノコ生地が使用されており、非常に柔らかなトロッとした手触り。




カノコというと「ザラっとしたドライタッチなテクスチャー」という印象を持っていたのですが、その概念を覆されるような体験。



透け感も上々。


襟型はカッタウェイに近い広めのワイドカラーで、台襟は高め。

襟裏にはカラーステイが。




手縫いの箇所が5つ。

 ボタン付け



 ボタンホール



③ガゼット



 アームホール



⑤剣ボロのカンヌキ



服を選ぶ基準として「マシンかハンドか」という点は重要視していないけど、それでも『手縫い』という響きにはテンションが上がるもの。


ただしこのシャツ、良くも悪くも少し作りが雑(笑)

ところどころステッチはガタついてるし、



裾のガゼットの形に左右差があったり



(セール価格で1着買っただけなので、他の個体と比較はできていませんが)。


それでも、多少の作りの雑さを補って余りある着心地の良さと着た時のカッコ良さは他には替え難いもの。


ちなみに洗濯表示的には、洗濯機で洗ってもOKとのこと。ありがたい。




最後に、お直しについて。

袖丈が自分には長かったので、手首で止まるようにカフスのボタン位置を移動させました。




袖丈を詰めようとすると手縫いの剣ボロをバラして移動させなくてはならず、それを避けるために簡易なお直しで。


プロに依頼したので、ボタン付けは元の仕様と同じく鳥足掛け。




以上、Luca Avitabile Friday Polo についての雑記でした。

着用を重ねてみて、調子がよければ別の色も買い足したいと思います。


< Clothes > BERNARD ZINS: Lポケットパンツ

2023-09-10 18:58:00 | 日記

この夏の購入品のひとつ。




BEAMS F別注、BERNARD ZINS のパンツ。L字型のポケットが特徴的なモデル。

https://www.beams.co.jp/item/beamsf/pants/21230269380/?color=17




ミリタリージャケットやGジャンにグレーのスラックスを合わせる際、手持ちのグレーの単品パンツだと何だかシックリ来ない気がしていて

裾がダブルだったりプリーツが入っていたりするのが自分的に腑に落ちないのか、はたまたシルエットの問題か、理由は分からないのですが「何か違うんだよなー」と。


そんなわけで、コチラのパンツに興味を惹かれた次第です。

プレーンフロントにLポケットという特徴的な腰回りはもちろん、ほとんどテーパードしないストレートシルエットという、なかなかにクセのある一本。



基本コンサバな自分としては普段なら食指が伸びないトコロですが、いざ履いてみるとなかなかどうして魅力的だったのです。


商品名には「フレスコ」とありますが、ハリコシは控えめで比較的薄手。フレスコというよりトロピカルに近い印象。



ゴリゴリのフレスコは大好物ですが、今回は薄手の生地ならではの履いた時のドレープ感が何とも言えず良い雰囲気でした。



トラベラー的なシリーズのようで、



ウール×ポリのストレッチが効いた生地で、ヒンヤリとした肌触りも快適。



裾は長めにしてシングルで仕上げてもらいました。

軽くクッションするくらいが、このパンツの程良くゆったりとした雰囲気を活かせるかなと。

と言いつつ、もう少しだけ短くてもいいかも?




今時期はジャングルファティーグに合わせて着ています。