昨年の秋冬にオーダーしたダブルの紺ブレ。
仕上がりがシーズン終盤だったため、昨年はほとんど活躍できず。
今シーズンはしっかり着たいと思っています。
生地はネイビーのサージ。
「いつかはこのバンチで!」とずっと温めていた 、Harrisons of Edinburgh の Fine Classics 。
紺サージってあまりにも定番なので選択肢が山ほどあり、迷ってしまいますが…
この生地の決め手は、しっかりとコシがありつつも微かに起毛した柔らかいタッチに惹かれたこと。
微起毛といってもサキソニーよりも目立たないくらい。仕上がったジャケットで生地を見てみるとピシッとしたハリコシと程よい光沢があり、折目正しい佇まい。
裏地はIVY league のHarvard大学をイメージしたクリムゾンレッドに。
個人的な趣向として「金ボタンの紺ブレをオーダーする場合はアイビーリーグのスクールカラーの裏地を付ける」、というマイルールがあります(笑)
春夏は Dartmouth green、
秋冬は Harvard crimson です。
ボタンはアレコレ迷った末に、イメージソースでもあるラルフのブレザーに寄せて、
ポロ競技モチーフの金ボタンに。
Benson & Clegg のPolo Club Blazer Button。
これまでに購入した同社の金ボタンは全て一枚物の真鍮ボタンでしたが、このPolo Club のものは被せボタンでした。
(前回からしばらく期間が空いて購入したので、単にシリーズ毎の仕様の違いなのか、現在は全てのメタルボタンが被せ製法になっているのか、HPの商品写真には正面の写真しか掲載されていないので定かではありません)
ちなみにハーバード大学といえばボート部が有名ですが、ポロチームは無いようです(笑)
普段オーダーする際の肩周りは、肩パッド無し + シャツ袖の仕様が多いのですが、紺ブレの持つ保守的かつ制服的なイメージを大切にしたく、薄めの肩パッド + ノーマル袖付けに。
ゴージ位置は低め、ラペルは少し太め。
腰ポケットは普通のフタつきの仕様。紺ブレに関しては、チェンジポケットではない方が好み。
紺ブレはカチッとした服装、カジュアルな服装、どちらにもハマるので本当に便利。
アイビー、トラッドなアイテムは、装いを考えるうえでユニフォーム的な安心感を与えてくれる一方で、自分好みに着崩す楽しさも味わえるのが魅力だと思っています。