Gran Cavallo !! しんタマのBLOG

〜オトコの趣味ブログ〜 

ファッション、マネー、などなど

< Clothes > William Lockie のコットンセーター

2022-10-30 14:26:00 | 日記

春夏に購入したWilliam Lockie のコットンクルーネックセーター

愛知のセレクトショップ、Cachette の別注品です。




最初にグレーの方を購入して、地厚な生地感と柔らかい上質な肌触りにノックアウトされ、

ブラックも追加購入。


同じく英国ニットブランドであるジョンスメドレー定番のシーアイランドコットン30Gと比べると、やや肉厚な生地感。

真夏に着るには暑いですが、むしろ秋にはちょうどいい感じ。





首と袖のキレイなリンキング







程よくゆとりのある中庸的なシルエットに、




しっとり柔らかな肌触りで着心地がとてもいい。

素材の綿は、PURE REAL COTTON/ピュアリアルコットン という名前だそう。


William Lockie はラムウールのイメージが強かったのですが、コットン製品もこんなに良いとはオドロキ。


Cachette 別注ポイントは、この袖リブ





インラインではリブが長くターンナップして着る仕様だったのを、短いリブに変更したとのこと。


春夏モノとしてはターンナップカフスは重いので、嬉しい別注ポイントです。


シルエット、着心地がとても良かったのと、別注商品ということで来年も手に入る保証はないと思い、迷わず2色購入しました(笑)


Cachette さんには、ぜひとも今後も継続して取り扱っていただきたい逸品です。


(追記)

洗濯機で洗濯、脱水すると、後ろ肩のリンキングにほつれが


コレは完全に自分が悪いのですが、

頑強なスメドレーやユニクロのニットと同じ感覚で洗濯機にブチ込んでしまいました


リンキング部のほつれなので、修理に出せばキレイに直るとは思いますが、反省です。


これを機にニットの手洗い&平干しができる環境整備に取り組みたいと思います。

(じつは以前から考えてはいた)


ちょうどこの秋冬はニットの購入が多かったこともあり、ちょうどいいかもしれません。


< Shoe care > 革靴の雨シミをケア

2022-10-15 23:11:00 | 日記
先日、にわか雨に降られて、Spigola のシングルモンクに雨シミができてしまいました。

今まで運が良かったのか、靴に雨シミができるのは今回が初めて。


対処法を調べたのですが、雨ジミの範囲を含めて広めに水で濡らせば目立たなくなる、とのこと。

革靴好きの方にとっては当たり前のコトかもしれませんが、初めて知りました。


除湿剤を入れて乾かします。




ソールも濡れたので、乾燥に2日かけました。


トゥの、水滴がついた部分が白っぽくなっています。





サイドにも少しシミが。





状態を確認したところで、早速とりかかります。

まずはステインリムーバーで拭いていきます。





『リムーバーではシミは落ちない』と書かれているWebサイトも見られましたが、

なぜリムーバーを使用したかというと


 シミが白色なので、雨ジミなのか塩吹きなのか自分には判別できなかった (塩ならリムーバーで落ちるらしい)


 ケアをしたのが最近なので、塗ったクリームを落とさなければ十分に水が染み込まない可能性がある


 モゥブレイのリムーバーは水分を含んでいるので、あわよくばリムーバーを染み込ませるだけでシミが消えるかも


という理由。


さて、リムーバー使用後、サイドのシミは首尾よく消えたのですが、トゥのシミは頑固でまだまだ目立っていました。

いよいよ水で濡らしていきます。

(写真は撮り忘れた)


雑巾を水で濡らして、少し水気を残すようにユル目に絞ります。

(最初、日和って硬めに絞ったら全然シミが消えなかった)


そうしたら、シミの目立つトゥ部分に濡らした雑巾を押しつけたり、トントン叩いたり、クルクル動かしたりして、革に水分を含ませていきます (どの動きが正解かは不明)


雑巾を離すと水滴が残るので、靴磨きに使っているクロスでサッと拭き取ります。


シミが目立たなくなるまで繰り返していき


最終的にはほとんど消えました。



(リムーバーで旧いクリームをしっかり落とした結果、以前ついたキズが露わに)



風通しの良い場所で半日ほど乾燥させ、クリームを塗っていきます。





まずはデリケートクリームを塗り、

(前回の反省をふまえて薄塗り)


右足のトゥのキズは油性クリームで補色しておきます。





キズは消えませんが、地の色が見えていたのは補修できました。


さて、全体のケアにはニュートラルのクリームを使用。

モゥブレイのアニリンカーフクリーム。





あまり伸びがよくないので、塗りすぎ注意。

デリケートクリームに似た位置づけの商品ですが、ロウ分の割合が多いようで、少し光沢が出ます。





この靴はしばらくの間、ニュートラルのクリームでケアしていこうと思います。





(余談)

今回はじめて気がついたのですが、

この靴のバックルが銀製であることが判明しました。



(金具の裏に925の刻印が)


色はシルバーなんだけどピカピカではなく、ところどころ黒っぽくて、どこかビンテージ調の金具だなとは思っていたのですが銀製だったのかと妙に納得。





ブレザーボタンやアクセサリーが銀色でも金色でも、どちらにも馴染んでくれる色合い。





< Clothes > 衣替え

2022-10-09 17:34:00 | 日記

肌寒い日が増えてきたので、ワードローブの衣替えをすることに。


あまりにも服が多すぎて、全て引っ張り出していては手入れや片付けが大変。


そのため毎シーズン、個人的なシーズンテーマを決め、それに合致する服を選抜して着るようにしています。


今秋冬のテーマは

『品の良い大人カジュアル』

なんだかファッション誌のキャッチコピーみたいなテーマ(笑)

いちおう考えがあって


結婚していると、カミさんの知人友人にとって私の肩書きは『〇〇ちゃんの旦那さん』

(あるいは子供関係の方から見れば『〇〇ちゃんのお父さん』


そうなると、あんまり妙なカッコをしているとカミさんに迷惑をかける可能性も。


常日頃、装いは『自分がどう見られたいか』 を表現するものだと思っていて、


私自身は、

『お洒落に気を遣っている人』 だという風に見られたいけれど、

『奇抜な人』 とか 『派手好きな人』 とは思われたくないんですね。


そういうわけで、比較的コンサバな服選びをしていると思っていました (自分では)


ところが、この数年を振り返ってみると、我ながらけっこう趣味的なコーディネートが増えているなと感じるように


たしかに、最近は『客観的にどう見えるか』  はあまり意識せず、『好きな服を、好きなように着る』 というスタンスを重視していたように思います。


例えばこんな感じ (写真は自分)





トラッド系のアイテムにラギッドな服を合わせたコーディネート。


自分としてはアイビーもミリタリーも大好きなので、変だとは思わないのですが、一般論としては趣味性の高い服装なんじゃないのかなと。


『服が好きなんだろうけど、なんか変わった格好しているな』という印象を与える可能性も。


これではイカン!、と反省し、

オシャレに目覚める男子に共通()の、

『モテたい! 』という初心にかえって服を選んでみよう、と思った次第です。


そういう視点で、黒い服が最近は気になっています。

時代や流行が変わっても、ストリートのスタイルにおいて重要な色って 『黒』 だよなと思うんですね。


その一方で、自分はアメカジ英米のトラッドときどきイタリアンクラシック、というファッション遍歴で生きてきたのですが、

これらのジャンルって黒い服をほとんど使わない。

なので、黒って新鮮。



黒いニット





黒いスタジャン





理想像は、こんな感じ


< Archive & Style 坂田真彦氏 >





< BEAMS 小林順平氏 >




この秋冬は、少しだけ他人目線を意識してコーディネートを楽しもうとおもいます。






< Clothes > BEAMS F オリジナル シェットランドセーターを購入

2022-10-02 19:18:00 | 日記

BEAMS F オリジナルのシェットランドセーター を購入しました。




鮮やかなブルーのクルーネックセーター

この時期、服屋さんには色とりどりのニット類が並びますが、その中にあっても存在感を放っていたのがコチラのセーター。

こんな綺麗なブルーのシェットランドセーターは見たことがありません。




色表記はPETROL。

写真ではロイヤルブルーのように写っていますが、実物は『ターコイズブルー』のような、すこーしだけ緑っぽいブルー。

この素敵な色を写真で表現できないのが口惜しい

petrol blue というのは、少し緑がかったブルーのことだそう。




分厚く、それでいてフンワリと軽い着心地。



ネックリブは太め。





サドルショルダーに、





脇に縫い目の無い、丸胴編み。





シェットランドセーターの基本はしっかり押さえたモノづくり。


“Made in England”、気分がアガります。





ザックリとした毛糸は、Jamieson's のもの。




こんな鮮やかなブルーも、素朴な表情のおかげで派手さが和らぎ、取り入れやすく感じます。


こういう派手色は、ハイゲージニットのようなベタ無地だと難易度が高い印象。


艶っぽくなりすぎて、ともすれば安っぽく見えてしまうおそれも。


出番はまだまだ先なので、ゆっくりコーディネートを考えたいと思います。




(余談)

実は、このニット、今季のバイイングプランには含まれていませんでした。

完全に衝動買いカミさんからチクリと嫌味を言われるハメに。

まあシェットランドセーターなんて、

こんなんなんぼあっても良いですからね。




(さらに余談)

止まらない円安の影響か、インポートのシェットランドニットも軒並み値上がりしている印象。


そんな中、今回購入したBEAMS F のは2万円台前半とまだ良心的 (シャギードックではないというのもあるかも)


かたや同社の別レーベル、BEAMS PLUS オリジナルのシェットランドセーターは昔からやっている定番品ですが、今季は27,500(一昨年は22,000円プラス税だったのに…)


ちなみに、三軒茶屋の某老舗 “S”  のオンラインショップを覗いてみると、ピーターバランスが29,916円!!


いかにも高級感のあるイタリア製ニットならまだしも、素朴さが売りのシェットランドセーター、こんな値段じゃ気軽に買えません。


マトモな値段をつけているのは、有名どころじゃハーレーぐらいですかね、

アレはアレで、競合より妙に安いんで、使ってる毛糸が少ないんぢゃねーの? なんて勘繰ってしまいますが(笑)


ほんとこの円安はいつまで続くんですかねえ

この20年、安い時でもせいぜい1ドル120円くらいだったのに。


< Clothes > WAREHOUSE のデニムジャケット

2022-10-01 18:07:00 | 日記

WAREHOUSE 2000XX

今シーズンの購入品ではないのですが、

 

そろそろ購入後初めての水通しをしようと考えており、その前にブログに記録しておこうと思った次第です。

 

数年前にWAREHOUSE 25周年を記念して作られた、46モデル (1946年モデル) のDEAD STOCK BLUE バージョン

 

何故だか斜めに歪んだ形の胸ポケット

 

バルカポケットのように見えてカッコいい。

袖は太めで、シワはほとんど入っていません。

 

 

ピスネームはピンク色

 

 


ポケットのフラップ下にはリベットが
 
 

リベットがあるので袖丈を詰めるなら、肩からかな。

 

 

(シンチバック)

針シンチのジージャンは初めて。

穴は空けていません。針を通してしまうと、一緒に洗う服とか、車のシートとか傷つけそうで

 

 

金具は鉄製の百合バックル

こういうディテールたまりません。

 

 

まだキレイな革パッチ

 

 

前立て裏にはピンクのセルビッチ

 

ピスネームと同じく、赤ミミが経年変化により褪色した状態を意図してのもの。

 

「DEAD STOCK BLUE」シリーズは、WAREHOUSE の最高峰に位置づけられるレーベル。名前を聞いただけでもそそられます。

 

キーワードは『酸化』。

良い雰囲気のリベットの色ムラも、『酸化』を意識してのものか…?
 


さてさて、今後どのように色落ちしていくか楽しみです。

 

余談ですが…

インディゴのジージャンを買うのは学生以来で、かなり久しぶり。

 

当時はタイトフィット全盛期で、3rd タイプを着ていました。

 

記憶が正しければEDIFICE のオリジナル商品だったような

リジッドに近い上品な色のガッシリした生地で、かなり雰囲気が良かったのを覚えています。

 

今は好みが変わって、1stとか2ndのワークウェア然とした野暮ったい雰囲気が、ジージャンらしくて良いなと感じます

 

FOBのピケ2ndとともに)