Gran Cavallo !! しんタマのBLOG

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< Money > 日本株の銘柄スクリーニング

2024-02-20 21:11:00 | 日記

今後、国内企業への個別株投資を始めるにあたり、銘柄スクリーニング基準を設定しました。自分自身の覚え書きを兼ねてブログに記録しておきます。

 

基本スタンスとして、個別株投資は中〜長期的な視点でインカムゲインを狙っていくつもり(短期間での売却を前提としないので、どちらかといえば逆張りの投資になると思われます)。

 

中長期的な投資ということで、『より金利の良い銀行預金』のような感覚で保有したい。

となると「元本の安全性」すなわち「株式の発行体である企業の安定性」には留意したいところ。

 

また、せっかく配当金を受け取っても株価が下がり続けては投資妙味がないので、投資対象の成長性についても評価すべき。

 

というわけで、以下の指標を元にスクリーニングすることにしました。

 

★ 安全性指標

  • 東証プライム銘柄
  •  時価総額  2,000億円
  •  ROE  10%
  • 自己資本比率  40%
  • 流動比率  120
  • 営業キャッシュフロー...過去2年が黒字

 

★ 成長性指標

  • EPS... 5年で1回以内の下落10年で2回以内)※金融ショック時は1年分はノーカウントとする

 

☆ 配当利回り

  • 配当利回り ≧ 2%(できれば)

 

まず安全性について、唐突に破綻する可能性の低い大企業ということで、東証プライム銘柄かつ時価総額の大きい企業のなかから選ぶことに。

ROEは単年だけ高くてもダメですが、銘柄数を絞り込むため10%をカットオフに設定。

自己資本比率はROEとセットで評価。 『自己資本比率を減らせばROEを増やすことができる』というトリックに騙されないために。

流動比率≧120%は甘すぎる気もしますが、最低ラインということで。ここの基準を引き上げるなら、どこかを甘くしなければ(おそらくROE)絞り込みすぎになりそう

見かけの利益が増えていても、キャッシュフローが伴っていないのは資金繰りという観点では好ましくないため、営業キャッシュフローが赤字になっていないかは一応チェックします(しかし、実際スクリーニングしてみると、他の5つの指標をクリアした銘柄で営業キャッシュフローが赤字だったものはありませんでした)。

 


 

安全性指標が6つもあるのに対して、成長性についてはEPSのみ…

ワタシはプロの投資家ではないので、未来予測の精度は極めて低いでしょう(モチロンできるかぎりの勉強はするつもり)。

ならば未来ではなく過去に目を向けて、過去510年分のEPSの推移を見てみようと考えました。

株価=EPS × PER という式が存在する以上、EPSが増えれば(大きな流れとしては)それを織り込んで株価は上がるはず。

配当金だってEPSの一部から支払われるわけで、『EPSの継続的な成長なくして増配なし』と考えます。

もとより逆張り気味の中長期投資が基本スタンスですから、ある瞬間の株価がEPSの成長を反映していなくても、それはそれでPER的に割安=買い時と捉えられるかなと。

 


 

ひとまず、このような基準で銘柄を選んでみようと思います。

今後の為替は、さすがに円安の余地よりは円高の余地の方が大きく思えるので、はじめのうちは内需銘柄から買い進めるのがよさそうか?

(もし更に円安が進んだとしても、外国株式&債券の円換算価格が上がるのでコア資産の方で恩恵は受けられる)


< Money > 損切りで大和ハウスリートを売却

2024-02-15 21:50:00 | 日記

保有している個別株のひとつ、大和ハウスリートを売却しました。


損切りというにはタイミングが遅く、反省。

受け取った分配金で多少ダメージは軽減されますが、少なくない売却損


売却の理由は、ネガティブニュースが同じ年度に2回も続くという想定外の事象が発生したこと。


 昨年8月にスポンサーの大和ハウス工業が保有する同リートの投資口を売却したことをうけ、株価が大きく下落。

 今月13日、MCSIがインデックスの銘柄見直しを行い日本銘柄もいくつか除外されるなか、大和ハウスリートも指数落ちとなり、株価は大きく下落。


どちらのニュースも、リート自身のファンダメンタルとは関係のないことであり、継続保有を前提とするならば絶好の買い場とも言えます。


しかしワタシの場合、総合型である大和ハウスリートは『目当ての特化型リートを買い揃えるまでのつなぎ』という位置付けだったため、元より買い増しの選択肢はありませんでした。


今月末の権利確定日を前にして売却するのはもったいない気もしますが、②のインデックス落ちという要素が株価をどこまで下げるのか予測できないこと、依然として軟調なJ-REIT市況の底値が見えないことから、損失拡大リスクと5650円の分配金とを天秤にかけて手仕舞いとすることに。


今回の売却で得た資金は、今後予定している日本企業への個別株投資や、未だ保有していない物流特化型リートの購入に充てたいと思います。


初めて購入した銘柄ということもあり反省点が多数今回の売却損を授業料と捉えて今後に活かさなくてはなりません。


< Money >2024年1月の資産レポート

2024-02-04 20:34:15 | 日記

1月はいよいよ新NISAが開始。「新制度では債券ファンドもつみたて枠で購入できるようにならないかなー」と淡い期待を抱いておりましたが、残念ながら実現しませんでしたね(笑)

ワタシは国内株式への投資はまだ手を出していませんが、新NISA開始も手伝ってか日経平均は36,000円を超える好調ぶり。

一方の米国株も、利下げ期待は薄らいだものの意外にも好調。総資産もよく増えてくれました。


【資産推移】

先進国株式・債券はともに好調。

新興国株式もこの12月以降、上昇基調です。

総資産は+2.6%増加となりました。


【貯蓄状況】

 貯蓄ルール 

 毎月一定額を貯蓄(ボーナス・臨時収入を除いた収支を参考に貯蓄額を設定)

 設定した年間貯蓄額に対し、収支がマイナスの場合は貯蓄額/支出を見直す

 貯蓄内訳:定期預金、保険、個人年金、投信積立

12月、1月と連続で、目標貯蓄額を余裕をもってクリア。

今年度は大きな出費が多く、目標貯蓄額を大きく下回る月が度々ありました。

2・3月も出費を抑えて、どうにか帳尻合わせといきたいものです。


【資産運用】

= コア資産 =

コア資産は主にマイホーム資金としての位置づけ

インデックス型投資信託の定額積立を基本とし、利回りは年3%想定

2022年10月から積立開始、10年後をゴールとする

無リスク資産も用意しながら目標金額の達成を目指す

■ 投資信託

1.ニッセイ 外国株式インデックスファンド

2.SBI・新興国株式インデックス・ファンド

3.eMAXIS Slim先進国債券インデックス

 

■ 無リスク資産

個人向け国債 変動10

 

現在の資産配分は以下のとおり。

リスク資産:無リスク資産=7:3というコア資産の目標配分が当月で達成されました。

どうにかこの配分を維持したいものですが、ノーセルリバランスでは厳しいか?

先進国株式の好調の影響で、リスク資産における先進国債券の割合が目標の30%を下回ってきており、いずれ買い足してリバランスする予定

 

= コア以外 =

  • 将来的にローンの支払いや生活費が増えた場合でも無理なく投資を継続できるよう、その原資としてインカムゲインを得られる環境を構築する
  • 半期ごとの余剰資金の中から投資余力を設定し、その中でやりくりする

■保有銘柄

  1. (8984)大和ハウスリート
  2. (3292)イオンリート
  3. (3269)アドバンス・レジデンス投資法人

相変わらず、J-REITは軟調。米国の不動産市況の低迷が海外投資家の投資意欲を削いでいるのか、単に日本の金利上昇リスクが下落要因となっているのか、いずれにせよしばらくは下落トレンドとなりそうです。

3銘柄中2銘柄が1月決算ということもあってか、先月よりは含み損が縮小。

ただ、このブログを執筆している今では、権利落ち日を過ぎたため一段と下がってしまいました。

今年度の投資予算を使い切ってしまったのでナンピン買いもできない状況。年度が変わっても割安感が続いていれば良いのですが…


【今後の計画】

来年度からは、いよいよ日本企業への個別株投資も始めたいと思います。

3月に銘柄選定を行い、4月以降、単元未満株を毎月買い足していく予定。

そのうち、現状の銘柄選定基準についてもブログに書き留めておこうと思います。

◆短期的目標

特になし

◆中期的目標

1.インカムゲイン環境の構築

2.iDeCoの開始

◆長期的目標

1.10年後の配当金目標の達成