日々の寝言~Daily Nonsense~

リスボン物語

以前から見たいと思っていたのだが
やっと DVD で見た。

リスボンの映画、であると同時に、
(当然ながら)ヴェンダースの映画であり、
マドレデウスの映画であり、
テレーザ・サルゲイロの映画。

いちおうのストーリーは、
疲れたドイツ人が南国で癒される、
という感じだろうか・・・

しかし実際にはストーリーはあって無きが如く、
ただ、映像と音と音楽に身をゆだねる映画。

そこに感じられるものが、きっと
ヴェンダースの感じた「リスボン」なのだろう。

その中に、映画論や人間論が挟み込まれる。

寝てしまう人も多いと思うが、
個人的にはまったりしていい感じだった。

こちらの解説もいい感じだ。

マドレデウスの音楽をプレイヤーに入れて、
リスボンのアルファマ地区に行ってみたい気がした。
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