ミステリーを読んだ。
小学生のときに
ホームズやルパンを読んで、
中高生くらいの頃に、
クリスティーや、クイーンなど
一通りは読む、という感じで
人並みにミステリーには親しんだし、
成人してからも、京極夏彦さんの本などは
読んでいるのだが、最近は
ほとんど読まなくなっていた。
アンソニー・ホロヴィッツという
ピアニストのような名前の作者は、
何年か前から、世界で最も売れている
ミステリー作家の1人ということらしい。
その仕掛けは、ミステリー in ミステリーで、
アティカス・ピュントという私立探偵が活躍する
ミステリー作品が、作品の中に
丸ごと埋め込まれている。
謎解き好きにとっては、
一粒で二度おいしい、というわけだが、
二つの本格ミステリーを
同時に作って、それを関係させる、
というのは、作るのも神業的だが、
読むほうもとても大変だ。
トリックは大仕掛けではないが、
多くの登場人物がいて、それぞれ怪しい
というミステリーの王道を行く作品で
久しぶりに謎解きを楽しんだ。
以下、少しだけネタバレ。
すべての謎が解き終わったあとに、
おまけのように種明かしがついていて、
悔しい思いをさせられた。
ただ、これは、日本語だと
ちょっと不利だが・・・
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