チームラボの「ボーダレス」という展示を見てきた。

ちょっと前にお台場に行ったときに、
ゆりかもめの乗り場に大きなポスターが貼ってあるのを見て
面白そうだったので、ネットでチケットを買っておいた。
6月末に始まったのだと思うが、それなりに人気があるようで、
チケットは前売り分でほぼ売り切れるので、
当日行っても買えないことが多いらしい。
今の期間は夜9時までやっている
(入場は8時まで)。
8/1 からはさらに延長して、
夜10時までになるとか。
夜の 7時少し前に着いたら、
全く並ばずに入れた。
滞在時間には特に制限はなく、
たくさんある展示(それぞれ部屋になっている)
を自由に見て回るというシステム。
50作品あるらしいので、
全部見られたのかどうかは不明だが、
おおよそは見たと思う。
基本はプロジェクタを使った映像展示だが、
広い部屋の床と壁全体をシームレスに使っていて、
ちょっと新しい感覚だ。
鏡も効果的に使われている。
また、壁に映されているものに手で触ると、
逃げたり、壊れたり、何かが出てきたりする。
あれはどうやって
センシングしているのだろう?
カメラで手の位置を取るのはかなり大変そうだが、
壁に何か仕込んであるのか?
お茶を飲めるスペースもあって(500円別途必要)
茶碗の中にマッピングされた花や草が、
一口飲むたびに周囲に散ってゆく。
インタラクティブなアートというのは
これまでもいろいろ見たが、今回のものは、
インタラクションの種類は多くないものの、
なかなか良くできていると思う。
見終わって会場を出たときの感じは、
綺麗な花火を見たときのよう。
一夜の夢から覚めて、
ちょっと心が空虚になるような・・・
最近、うまくゆかないことや、
何かを失うことが多すぎるので、
ちょうど、憂さを晴らすという感じだったが、
もちろん、何かを見るだけで、
心の曇りが晴れるわけでもなく。
全体的には子供向けの部分も多く、
子供を連れてゆけば、
楽しい夏休みの思い出になるだろう。
カップルも多かったが(というか、
家族連れかカップルがほとんど)、
デート用には、別途、豊洲でやっている
「プラネッツ」という水を使った展示もあるらしい。
こちらも時間があれば、
夏休みの間に行ってみようかなぁ。
一緒に行く人が問題だが。