細かいお金の損得が気になる。
バーゲンで数百円安く買った、と言っては喜び、
クーポンを使い損ねた、と言っては悲しむ。
自分ながらせこいと思うが、
まぁ、性格なのでしかたないと思っていた。
しかし、最近、そういう種類の
喜怒哀楽が多過ぎて、かなり疲れる。
世の中、「お得なキャンペーン」みたいなものが
どんどん増えていて、しかも、ややこしくなっていて、
これはいったい得なのか損なのかもわかりにくい。
こうなると、そこに費やしている精神的労力が、
得られている金額に全然見合っていないような・・・
結局、お金で得することが
目的化してしまっているのが
いけないのだろう。
お金は手段や結果であり、目的ではない。
好きなことをする、誰かを喜ばせる、などといった、
お金でない価値を大切にするほうが重要だ。
だから、お金を稼ごう、と思うのではなくて、
自分の好きなことができる、あるいは、
自分が嬉しくなれる状況を作ろう、
というふうに考えるのが良いのだろう。
その結果として、お金がついてくるようなら
それは幸せなことだ。
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