SONGS に松任谷由美さんが出ていて、
「やさしさに包まれたなら」、「瞳を閉じて」、
などを唄っていた。
「やさしさに包まれたなら」については、
この曲の中にある
「やさしさに包まれたなら、目に映る、すべてのものはメッセージ」
という言葉と、サン・テグジュペリの「大切なものは目に見えない」
という言葉が、全く反対のようで同じことを言っている、と語っていた。
確かに、そういうことだ。響きあっている。
目に映るものの背後にある、
目には見えないメッセージを読みとることこそ、
人間の知性の働きにほかならない。
一方、「瞳を閉じて」は、
長崎の奈留島というところにある
高校の校歌として作られたという。
しかも島に行かずに・・・
その高校の50周年事業に島を訪れた
ユーミンの姿は、改めて、
歌、音楽はいいなぁ、て思わせるもので、
とても感動的だった。
その中で、時空を超えて「瞳を閉じて」を書いていた頃に戻って、
肩をたたいて、こういうふうになるんだよ、って言いたい、
と言っていたのが印象的。
「目に見えない絆でつながっている」という感覚を
忘れずに、いつまでも大切にしないといけないなぁ・・・
* * *
それにしても、ユーミンはすごい。
SONGS をこういう番組にしてしまうことだけでも。
日本のポップスは、ユーミンとサザンが作ったと言っても
過言ではないと思う。
もちろん、他にも、井上陽水、玉置浩二、
さだまさし、南こうせつ、加藤和彦、・・・などなど
たくさんの才能はいるのだが、
ポピュラリティという意味では二大巨頭だし、
どちらも天才と思う。
そういえば、お昼を食べながらテレビを見ていたときに、
僧侶になった無着成恭さんが出演していて、
「それぞれの人の中にある仏性を大切に」、
というようなことをおっしゃっていた。
これもまた、同じ、インドラの網だ・・・
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