”知財コミュニケーション研究所 知財コミュニケーター”® 知財活用コンサルタント・セミナー講師:新井信昭のブログ 

「社長! その特許出願ちょっと待った!」。「見せない 出さない 話さない」と「身の丈に合った知財戦略」で企業を元気に!

「技術流出ない」 ???

2012-07-19 10:23:38 | 事業戦略と知的財産マネジメント
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

前後関係を詳しく知るわけではありませんが、「技術流出ない」には少々危うさ禁じ得ません。

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福岡市長は、「企業が持つ特許や、外国に出せないような内容はそもそも福岡市が扱える技術ではない」といっていますが、そうでしょうか?

市長のいう「技術」は現場にない、ということか?

では、福岡市は、企業に丸投げ?

「企業や経済産業省ともすりあわせ、全く問題は起こっていない」との談。

理由になりません。

水技術について、仮に問題が出るとしてもずっと先のはず。今、分かるはずがありません。

受け入れることがどうしても必要な理由があるなら、研修生の受け入れは仕方がないこととして。

ぜひ、行ってほしいのが、受け入れる側の市職員に対する教育です。

「秘密を守る」こととは、どういくことかを再認識させてください。

経験上「ここだけの話」「あなただから話すけど」的な秘密漏えいが少なくありません。

「禁酒令」を破ることとはレベルが違うのです。

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仮に、重要技術が漏れたなら、取り返しのつかない損失につながってしまいます。

今日もお読みいただき有難うございました。

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