”知財コミュニケーション研究所 知財コミュニケーター”® 知財活用コンサルタント・セミナー講師:新井信昭のブログ 

「社長! その特許出願ちょっと待った!」。「見せない 出さない 話さない」と「身の丈に合った知財戦略」で企業を元気に!

薬開発にスパコン「京」 技の勝負

2012-07-22 10:23:47 | 事業戦略と知的財産マネジメント
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

「力」では勝てないが、「技」があれば勝てる。

柔道のようですが、薬開発の話し。

病気の元となるタンパク質に取り付いて、その機能の調節することにより、その病気を治そう、というのが薬。

ところが、その薬となる化合物を見つけるのが難しい。

そこで、効率よく化合物を見つけ出す「技」が、計算速度世界第2位の「京」を使ったシミュレーション。

詳細はこちらです

大海に小舟で漕ぎ出すような開発よりも、「よし、行けそうだ!」となったときに集中開発するほうが効率が良い、というわけです。

ポーターによるポジショニングの視点によれば、「戦いを避ける」のも競争戦略の一つ。

札束の高さを競ってベンチャー企業を漁るという力任せの戦略とは一線を画し、「技」を使って戦いに勝とう、という戦略。

頑張れ、ニッポン!

今日もお読みいただき有難うございました。

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