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「さくらんぼ小」 山形東根 名称変更
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。
サクランボ生産量日本一の町、山形県東根市。2011年4月に開講予定の市立「さくらんぼ小学校」の名称を変更するそうです(9月10日付け朝日新聞)。
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その理由は、同名の成人サイトが存在していたから。つまり、「さくらんぼ小学校」を検索すると「私立さくらんぼ小学校」がヒットし、それが、成人向けのサイトだということです。
テレビのニュースでも取り上げられたので、ご存知の方も多いでしょう。
調べてみると、そのサイトは現在縮小運営中でした。
ここで、「さくらんぼ小学校」がその名称を変えることの是非はともかく、この案件から学ぶべきことは次の点です。
ブランド(商品名、サービス名)構築について、少なくとも次の点についてしっかりと調査する必要があります。
■ブランドを構築しようとする業界においてその構築しようとするブランドがどのような意味を持っているのか?
■ブランドを具体的にどのような態様で使用するのか?
■そのブランドが自業種において先行する登録商標と同じだったり似ていたりしないか?
■同一ブランドが他業種で使われていないか?使われているなら自業種に影響はあるか?
調査は、商標の登録調査とインターネットによる市場調査は少なくとも必要。
さらに、業界人に対するヒヤリングを行うとよい。ただし、ヒアリングする相手を吟味しないといけません。
ヒアリングしたことやヒアリングの内容が外部に流れると、思わぬ不都合に出くわすかもしれないからです。
その上で市場全体をあらゆる角度から検討しましょう。
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