ぐだぐだくらぶ

ぐだぐだと日常を過ごす同級生たちによる
目的はないが夢はあるかもしれない雑記
「ぐだぐだ写真館」、始めました

序章 2人の男

2009年02月12日 17時45分44秒 | 小説

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


「・・・・で・・・これま・・・ニュー・・・をお伝・・・」


「・・・え・・・い・・・すか!?・・・は、は・・・りました・・・」


「えー、ここで臨・・・ースです。アメ・・・・・によると・・・・・・を観・・た結果・・・」


「近い将来、こ・・・・・・によって、空前・・・・・・・が起こ・・・・」


「つ、つま・・・ですね、近い・・・来・・・」




「近い将来、地球は滅亡するとのことです」







それから月日は流れ・・・




滅亡の日を間近にして、絶望に沈んだ街。

最後の夜を迎えた街は、数年前の喧騒が想像できないほど暗く、

動くものひとつ無い廃墟同然の姿だった。



そんな中、まばらに光る明かりの中に

とある小さなレストランがあった。

その中に男が2人

向かい合って座っている


一方は短髪眼鏡の男

もう一方は長めの茶髪

二人は言葉を交わすでもなく

妙な緊張感に包まれていた。



店員と思しき女がテーブルに水を置いた。

2人はほぼ同時にグラスを手に取ったが、

茶髪の男は口にすること無く、すぐに元の場所に戻した。

短髪の男はそのまま水を半分ほど飲んで、グラスを置いた。



「さて」


茶髪の顔を見て、短髪の男が口を開いた。


「これから最後の話をしようか」



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