「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・で・・・これま・・・ニュー・・・をお伝・・・」
「・・・え・・・い・・・すか!?・・・は、は・・・りました・・・」
「えー、ここで臨・・・ースです。アメ・・・・・によると・・・・・・を観・・た結果・・・」
「近い将来、こ・・・・・・によって、空前・・・・・・・が起こ・・・・」
「つ、つま・・・ですね、近い・・・来・・・」
「近い将来、地球は滅亡するとのことです」
それから月日は流れ・・・
滅亡の日を間近にして、絶望に沈んだ街。
最後の夜を迎えた街は、数年前の喧騒が想像できないほど暗く、
動くものひとつ無い廃墟同然の姿だった。
そんな中、まばらに光る明かりの中に
とある小さなレストランがあった。
その中に男が2人
向かい合って座っている
一方は短髪眼鏡の男
もう一方は長めの茶髪
二人は言葉を交わすでもなく
妙な緊張感に包まれていた。
店員と思しき女がテーブルに水を置いた。
2人はほぼ同時にグラスを手に取ったが、
茶髪の男は口にすること無く、すぐに元の場所に戻した。
短髪の男はそのまま水を半分ほど飲んで、グラスを置いた。
「さて」
茶髪の顔を見て、短髪の男が口を開いた。
「これから最後の話をしようか」
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