大変だ。おばぁ珠がいなくなっちゃう。
どうかせねば。
まだまだ空に帰るには早い。予定外だよ。
飼い主は当初、頭の中はそれだけでした。
腎臓が壊れかけて、どうしたらいいのだろう?
そう、腎臓病になってから食事の大切さに気がついた飼い主です。
手作り食推進の獣医に聞いて、、、人間の腎臓病を調べて、、、。
ドックフードから手作りへの切り替えは楽に。
もともとおやつとして小さい頃から、生野菜や味つきなしの食材を与えてましたので。
ただ・・・好きなものに飽きてしまった様子などあったようで。
犬が生きて行くに必要な栄養素。
たんぱく質、炭水化物、脂質。
え・・・人間と同じじゃないですか。
何が人と大きく違うのだろうか?
え、三大栄養素のたんぱく質、炭水化物、脂質のバランス位じゃないか。
健康な犬の食事と、そうでない犬の食事にはそれなりの配慮が必要です。
悪いところがあれば、その子に合う食事を。
それがまた、手作り食に対して頭を悩ませました。
心臓・肝臓・腎臓・腸に配慮した食事・・・。
飼い主は栄養士でも何でもない。
ごく一般の普通の人。
おばぁ珠と行動を共に、
仕事をしながらおばぁ珠が過ごしやすいように補助する。
出来ることは限られていく。時間も限られる。
人と同じ栄養素か。
簡単なのは、自分が食べれるものを味付けなしで
週間単位でバランスよく栄養を摂取できればいいか。
必要ビタミン類やミネラルを野菜で補おうとすると、、、気が遠くなる。
それぞれの野菜には、異なるビタミン、ミネラルになる。
バランスなど野菜から摂取で考えると、、、1日何十種類の野菜?なレベルに。
時間に余裕があり主婦でもなければ、厳しい。
仕事から帰宅して、使える時間には限りがあるから・・・。
困ったことにおばぁ珠はどこまで頑固なのか。
作り置きの冷凍野菜なんぞ・・・ぷぃっ。
一気に考えてると頭が爆発しそう。
栄養素ひとつひとつから長けてるものを抜粋することに。
たんぱく質。
当初はササミを使用してました。
とりあえず手作りに切り替えて、ササミで時間稼ぎをしながら
何が良いのか調べていこう。そんな考えで。
ササミはアミノ酸スコアでも100点でいい素材でした。
しかし、おばぁ珠は健康な犬から卒業。
心臓も心配だが、腎臓にはリン、塩分、カリウムが天敵になると知る。
リンは殆どの食材に含まれる。
野菜・果物・肉・米でも。
茹でこぼすのは無駄な行為で・・・リンは加熱湯では溶けない。がっくり。
カリウムは水にさらすと良いが茹でこぼすことで、100%とは言えないが
90%近くまで排除できる。
水にさらすより、ボイルが良いのか。
(○-ω).....φメモメモみたいな。
湯で溶けることのないリン。
排除する手段は・・・・
如何に食材から、リン含有が少ないものをチョイスするか。でした。
ササミ。
えっリン多い・・・。
人が口にする手軽な牛・鳥・豚・・・・リンが多く、鳥は別だが脂肪も多い・・・・。
肉でリンが少なく良さそうなものは。
色々試してみて馬と羊に至る。
内臓を悪くしてるなら、その内臓器官を食するといい!
ほんまかいな~・・・な半信半疑だが、危険でない範囲なら取り入れることに。
そして深く考えず、茹で、焼きによって消失する栄養素があるならば
生食でいこう。
はい、単純です。
リンが体に悪さをしない為には、カルシウムとのバランスが必須と知る。
カルシウムを上手に取るには・・・・
カルシウムについては失敗談があるが、またの機会に。
食事でリンとカルシウムをバランス良くする。
手っ取り早いのは何だろう。
生肉に、内臓入り、骨生入りパラパラミンチの存在を知る。
これだ!
効率よく、限られた時間も考え生肉・内臓・骨入りに辿り着き、
馬と羊を週間ローテーションで与える。
おばぁ珠、腎機能の低下により経過に注意が必要とのことで
定期的な血液検査もあります。
血液検査で食事が合ってるのか確認もできました。
生食に対しておばぁ珠の反応。
下痢もなく便もいい感じです。
現在、生食5ヶ月目。良好。
手作りにしておばぁ珠のこだわりは、人並だ、、、、。と思い知る。
トッピングに何がいいかなーと、
これどう?ぷぃっ、ならこれは?の試食会みたいな感じもあって(笑)
ドックフードなんて14年食べ続けてきたのにさ。。。
おばぁ珠から判子を貰わないと食べてもらえないと言う。
今のところ・・・大丈夫のようです。
手作り食。試行錯誤はまだ続く、、、。
手作り食 その2へと続く。
11歳誕生日。カメラを向けるとカメラ目線。そんな仕草も今は懐かしく。
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