東日本大震災の”9th anniversary”でした。
カタカナで「アニバーサリー」と書くと結婚記念日などハッピーなイベントごとなどの「〜周年記念」として使われるイメージがありますが英語の”anniversary”は震災などの不幸な出来事にも使われます。
原発事故の影響や津波で自宅を失った方々が住んでいた仮設住宅。簡単に組み立てできる仮設の住宅を「プレハブ住宅」といいます。
このプレハブ、元の英語は何かというと”prefabricated housing(組み立て式の住居)”のprefabricatedの略なんだそう。
英語だけを見るとあっという間に建ってしまう現代の一軒家は総じてprefabricated houseといっても良さそうです。
一昨日の都内ツアーのお客様の中にシアトルから来た若い新婚夫妻がいました。
「こんな厳しい時期に来てくれてありがとう(Thank you very much for visiting Japan under such a severe situation.)」と伝えると、「私達は同じ仕事場なんだけど帰国後は二週間自宅待機を命じられているんだよ。それでも日本に来たかった」と言われ驚きました。
来日する旅行者の数は更に減ってきています。今来日される旅行者はこのシアトルの若者のように相当の覚悟(?)を決めた上で来ているようです。
万が一アメリカがヨーロッパからの入国を制限したように日本もその対象になってしまえば各国も追従しそうです。そしてそれがいつ起きてもおかしくない状況になっています。
世界中でますます猛威を振う新型コロナウイルス。長期化を見据え、正しく恐れ、経済を滞らせないことが重要であると思います。
皇居東御苑。春のような陽気で半袖姿の外国人の方もいました